第9話 延期の知らせ
その日の晩。風呂に入り歯を磨き明日の学校の準備をしていつもより早めにベッドに潜り眠りに就いた。
深夜、目が覚めた保は頭上に置いてあるスマホを手に取り時間を確認すると時間は午前二時をまわったところ。
予定では統選者選抜が開始されている時間だ。
スマホのロック画面を開くと新着メールが一通あった。
メールの題名は【統選者選抜開始の延期】について。
延期の理由として、特別サイトが落ちてしまったため参加者の一部が他の参加者を確認できていない可能性があり公平性に欠けるからとのこと。
特別サイトが復旧され次第、改めて統選者選抜開始が知らされるらしい。
「……」
夜も遅く保は頭が回っていない。それを見た保に延期してよかったなど何か特別な感情が湧いてくることはなかった。
大きく一回欠伸をした後、再び眠りに就くため目を瞑る。
保が次の眠りに就くまで時間はそう長くかからなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます