予想外の反響
2007年7月26日投稿『BOTが倒せない』から行程再開
まだまだまだまだ序盤を歩いているこの旅だが、なんと思わぬ反響を得ているらしい。というのも、この企画を始めたことが、ニコニコ代表の栗田穣崇氏とバーチャルボカロリスナーの御丹宮くるみ氏に発見されてしまったらしい。驚きのあまり腰は抜け、心臓が飛び出た。栗田氏に至っては、自身のTwitterで紹介までしてくださり、感謝感謝の気持ちでいっぱいである。そのおかげか、たくさんの方々に閲覧していただいており、めちゃめちゃ驚いている。本当にBIGな方々に応援してもらえて嬉しい限りである。この場でお礼申し上げたい。本当にありがとうございます。
しかしながら、完全に予想外の反響を得てしまっており、嬉しい反面少しだけ怖くなってしまった。もともと弱小カクヨムユーザーであるため、普段のPV数の何倍もの速さで増える数字に怯えている状態である。期待されているのは重々承知の上だが、自分のペースでゆっくりと進めていきたい。
というわけで予想外の反響を得ながら旅を再開していきたい。本当は何時間かかけて進めていきたいが、今日はマジカルミライ前日であまり時間が取れない。そのため、数本の動画を見て終わる形になる。
今日の再開地点の動画は、先に記した通り『BOTが倒せない』というタイトルの動画だ。MMORPGの一つである「ラグナロクオンライン」をネタにした動画である。ちなみにこの動画が現存する最古のKAITOの動画である。最古の動画がネタ系の動画であるのはなんとも彼らしいと思うのは私だけだろうか。タグには「昔から仕事を選べなかったKAITO」とあり思わず噴き出した。彼がクールに歌う姿を見るのはもう少し先かもしれない。
タイトルで気づいた方もいるかもしれないが、この動画と後に続く『「オーディションに受からない」をVOCALOIDに歌わせてみた』は、当時のニコニコ動画で流行した『エアーマンが倒せない』の替え歌である。「VOCALOID」のみで検索しているにもかかわらず視聴できたあたり、当時の人気の高さを感じる。
この時期ではまだまだカバー曲が多い印象だなと感じながら視聴を進めていく。そう考えると最古のボカロ動画がオリジナル曲だったのは奇跡的とも言える。しかしカバーと言えど、高い技術力を持ったクリエイターはやはり凄い。もえこPやIGASIO氏など、高いクオリティで歌わせているボカロPがすでに出現している。現在ほどボカロを扱うノウハウも蓄積されていないであろう時期に、ここまで伸びやかに歌わせられるレベルの高さに感激である。個人的にはIGASIO氏の『disillusion (VOCALOID MEIKO)』を推したい(https://www.nicovideo.jp/watch/sm755043)。
また、カバーされる楽曲はアニソンや東方など、ニコニコで人気のあるジャンルに偏りがあり、当時の様子が思い浮かぶ。特に東方やアイマスなどは現在も高い人気を誇るコンテンツであり、長く愛されていることがうかがえる。
今日は短い行程となってしまった。明日のマジカルミライに備えるためには仕方がない。まずは明日のマジミラを精一杯楽しみ、それから旅をまた再開しようと思う。まだ旅は始まったばかりだ。ゆっくり行こう。
2007年8月12日投稿『涙そうそう ロボが歌いだした』にて今日の行程終了(ちなみにこの作品はワンカップPの初投稿作)
栗田氏のツイートURLはこちら:https://twitter.com/sigekun/status/1565155839727394817?s=20&t=dEp4GL7-9QZTZwknGFPQOQ
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