はぐれ精霊のアーリシアンと、魔物のラセル、2人のドタバタほのぼのラブストーリーです。
設定が一筋縄ではいかない流れになっていて、どうなるんだろう、うまくいくんだろうとちょっとハラハラしたけれど、2人が幸せになる為の条件クリアも、綺麗に分かりやすく書かれていて、読んでいてすごく楽しい気持ちになれます。
かなり高レベルな作品だなと思いました。
おすすめです！

話自体はとてもシンプルな恋愛ものですが、描写や設定などの彩りに古き良きラノベ（コバルト文庫、朝日ソノラマ文庫）を感じ取り、そのあたりの時代が好きな人にはとても刺さります。
一方でサクッと読める軽さのある表現もあり、「あの時代」を感じたい人にはもってこいです。

精霊族と魔物の異種間恋愛を描いた作品です。
魔物のラセルと精霊のアーリシアンは親子関係を超えて恋愛に！！！
そこにドタバタが加わって面白い展開に！
楽しい仲間たちも出てきてさらに楽しくなります。


物語自体はわかりやすい文章で綴られており、大変読みやすいと思います。

連休に出掛けて疲れた身体に沁みるちょうど良い小説は如何でしょうか？