第61話 見習いシスター、フランチェスカは今日も自らのために祈るを読んで信仰心を思い出しちゃいました。後編

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。



●今回の読書作品


【作者】   通りすがりの冒険者 様

【作品名】  見習いシスター、フランチェスカは今日も自らのために祈る (小説家になろう・カクヨム・ノベルアップ)

      


●今回の読書会参加者


加納友美:動物と話せる高校生。オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。

へびのヘビッチ:中二病のヘビ。ラブコメ担当。解説役。

伝書鳩のポッポ:北海道の飼い主の所から、友美さんに手紙を届けに来た鳩。

競走馬のシューティングスタ:セクハラG1ホース。現在は種牡馬。馬名の文字数制限で語尾は伸ばさない

神山ゆかり:ゆるふわ天然爆弾娘。



続きです。


『あれ?そう言えばポッポって戻って来てないよね?』


駅前まで500円玉を持って来てくれたポッポが、部屋にいないのを今さら思いだし皆に訊ねていました。


コンコン


ベランダに目をやると、ポッポが窓をツンツンと突いていました。


『ごめんなさい!道間違えちゃって!あのまま真っ直ぐに飛んでたらフランチェスカさんの故郷、スペインに行っちゃう所だったわ』


『・・・・・・』

(ポッポ・・・あなた、伝書鳩としてそれはどうなの?)


『とにかく、私も感想いいかしら?』


『あ、うん!いいよポッポ』


『この作品のフランチェスカさんは本当に可愛いわね!一人のヒロインの魅力を、とても読み易く深く表現している作者さんすごいわね。まさに愛されキャラの代表格ね』


ヘビッチもそのポッポの言葉に、すぐさま反応しています。


『そうなんだ!ヒロインキャラの強さは、今までの読書会の作品の中でも間違いなく上位に入るだろう』


『そうだね!ヘビッチと同じで私もそう思うよ』


『ところでストーリーに関してだが、これも王道のイベントも多くあって、とてもハートフル展開があって安心して読めるんだ。基本的に作風自体が暖かい春の様な雰囲気だから、ほっこり楽しめる。もちろん悲しい展開もあるんだが・・・・あとはギャグ要素としても、爆笑って感じではなく終始ニヤニヤと言う感じだな。とにかく心が休まるんだ』


ゆかりちゃんもようやく読み終えた様で、ヘビッチに向かって話しかけています。


『ねえヘビさん。私なんか海外行きたくなっちゃった!聖地巡礼?って言うのかな?彼と旅行行けたら嬉しいな』


『その気持ちはわかるぞゆかりちゃん!その前にたまには、教会の日曜礼拝にでも行って神様の御心に触れてみてはどうだい?』


『うん!じゃあ彼と一緒に行ってみる!あ、でも礼拝中は、彼とイチャイチャくっついちゃ駄目かな?』


『・・・・・・』

(当たり前でしょ?ゆかりちゃん。あなた何しに教会に行くの?先に懺悔室にでも行った方がいいんじゃないの?)


『ブルルン!僕がお気に入りのシーンは舞さんとフランチェスカさんが、京都で初めてお座敷に行き馬になる会長の背中に乗り観光マナーに言及する・・・・と言う話だ!僕もぜひフランチェスカさんを背中に乗せて駆け抜けてみたい!』


『シューティングスタ・・・珍しくまともなコメントだね!』


『当たり前だ僕だって空気は読む。この作品の雰囲気に合わせて、セクハラ発言は封印だ』

『まあでもあえて言わせてもらうとしたら、外国の女の子ともイチャイチャ子作りしたいな』


『・・・・・・』

(駄目だったか・・・・)


『とにかく僕が言いたいのは、老若男女安心して読める娯楽作品だと言う事だ。心を落ち着かせたいときには特に効果は抜群だ』


ヘビッチは、シューティングスタの右前足に絡みつきながらまとめていました。


『あれ?また?ポッポいないよ?』


『友美ちゃん。鳩さんならさっき窓からどこかに飛び立って行ったよ!』


『え?そうなの?ゆかりちゃん?』


『うん。なんか読んでいる途中で急に・・・・』


『・・・・・・』

(まさか・・・・)


1週間後の学校からの帰り道。


ポッポは急に上空から現れて私の肩に止まりました。


『友美ちゃん!私カタールのドーハ経由でスペインまで行って来ちゃった!』


『・・・・・・』

(やっぱり・・・・てか鳥なんだからまっすぐ向かえばいいのに・・・・)


『聖地巡礼よ!』


『うん!でも作者さんのSNS訪問すれば、スペイン旅行の画像いっぱい見れるからね』


『そうね!でも作者さんも自分の作品の聖地巡礼に行くなんて、とっても作品を愛しているんだわ!クルックー!』


『そ、そうだね。でもそれも作品の中に感じ取れてほっこりしたよ!』


その後、私は聖地巡礼をしてきたと言うポッポを部屋に招き、朝までお土産話を聞いてほっこりしていました。



作者 通りすがりの冒険者 様

この度はご了承有難うございました。


今回の作品へはこちら

https://ncode.syosetu.com/n9098fw/ (小説家になろう)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897785358 (カクヨム)

https://novelup.plus/story/799144209 (ノベルアップ)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る