第52話 初恋復讐《リベンジ》〜ドラ・ドラ・ドラ!ワレ復讐ニ成功セリ〜を読んで作者さんを尊敬しちゃいました!!
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 遊馬友仁 様
【作品名】
●今回の読書会参加者
加納友美:動物と話せる高校生。オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。
ヘビのヘビッチ:中二病のコーンスネイク。解説役。
今回の読書会は史上初のヘビッチたっての希望でと二人きりの読書会です。
『友美ちゃん。この作品は大幅に改稿して、現在は初恋リベンジャーズと言うタイトルで掲載されているからな。それも忘れちゃいかんぞ』
『あ、うん。わかったよヘビッチ・・・』
読書会が始まるや否や、ヘビッチは体を波打ちながらグネグネとテーブルを周回しながら話していました。
(ほんとにどう言う原理でう動いてるんだろう・・・でもその動きながら話すのやめてくれないかな・・)
『改めて説明しよう。この作品は現代の起こりえる出来事を基本軸にした新感覚ラブコメディだ』
『そうだね。なんか時代の波を感じる作品だよね?』
『先日も、かいんでる様のラブコメを読ませて頂き、その時にもラブコメについて我語りをさせてもらったが今回はこの作品の重要ポイントであるイベントと言う物について、まず語らせて欲しい』
『う、うん。いいよ』
(話し長くならないといいけど・・・)
『歴代ラブコメ作品には作中、必ずイベントと言うのが発生する。そしてそのイベントが様々なフラグを立てたり、転機になったりするんだ』
『うん』
『イベントについて例を挙げよう。まずは転校生イベント、合宿、祭り、花火大会、ラッキースケベ、看病、文化祭、入学式、卒業式、バレンタイン、海、プール、入浴、ひなまつり、節分、帰り道、公園、襲われている所を助ける、コミケ、同衾、同棲、同時に同じ本を取る、廊下での衝突、放課後の誰もいない教室、相合傘、初詣、クリスマス、栗拾い、潮干狩り、大雨で濡れている、体育祭、マラソン大会、部活、草むしり、美術の授業でのスケッチ、学食で水をかける、後ろからだーれだ?、宇宙旅行、買い物・・・・』
『・・・・・』
(ちょっと待って。なんか変なの混ざってない?)
『そしてこの作品において一番重要なSNSと言う存在だ』
『うん。昔のラブコメだったらありえないシーンがいっぱい、この作品にはあるよね』
『僕は実はこの作品、かなり前に拝読させてもらったんだ』
『え?そうなの?』
(てか、いつどこで誰と読んだの?)
『でもその時は新感覚と言う言葉の意味がわからなかったんだ』
『そうなんだ』
『そこで、しばらくして色々な作品を読んでから、もう一度この作品を読んだ』
『それで何かわかったの?』
『変な先入観で読んでいたが、この作品は王道ラブコメでもあった。でもイベントの内容がとても練りこまれているんだ。もちろん復讐とタイトルにあるように、復讐を主軸に物語は進むんだが、ヒロインの女の子の主人公に対する気持ちは・・・・ネタバレになりから発言は控えるが、とにかくキャラが濃い人物が多い。だからスッと入り込んでいけるんだ』
『たしかにそうだね。キャラが印象的だよね?』
『そうなんだ。パロディネタとかもあってなかなか楽しいぞ。色々な出来事が起こるんだが全て理にかなっている。一つ一つのイベントの構成に時間をかけているのが文章から伝わってくるんだ』
『私、時々出てくるSNS表示をモチーフにした表現がすごく好きだよ。なんか自分が実際送ったり、送られて来ている様な感覚に・・・あ!そうか!こう言う感覚が新感覚の事なんだね?』
『もちろんそれもあるな。でも本当の所はこの作品を読んで、昔のラブコメとは違うと言う漠然とした感覚そのものが、新しい感覚のラブコメなんだと思う。とにかく不思議な読後感なんだ』
『でも、要所要所で王道なんだよね・・・。それが不思議なんだよね』
『そうなんだ。でもただのラブコメでは無い事は確かだな』
『あとは・・・・』
『どうしたの?ヘビッチ?』
『これはこの作品と言うか作者さんに敬意を表して言いたい』
『え?どう言う事?』
『世の中には色々な方がいる。もちろん表現方法も千差万別だ』
『そうだけど・・・』
『だからと言って、感想を記載する際に人格や体を揶揄した様な辛辣表現をすると言うのはどうかと思う。僕の言ってる事間違っているだろうか?』
『・・・・・・』
『そう言う表現に対して、この作者さんはとても寛大で、カクヨム上で大人である表現と対応をしていたんだ。ぜひ読んで欲しい』
『僕はそれを読んで、この作者さんがとっても好きになった』
『もちろんわざわざ時間をかけて感想や意見を投稿してくれる方に対しては感謝の念でいっぱいだ。でも読み手がどう思うかをやはり考えて、自分の事を相手に押し付けるのではなく、批判の表現方法も大人でなくてはいけないと思うんだ。これはとても難しい問題なのだがな』
『うん』
『そして同時にこの作品の作者さんの思い入れの深さに脱帽した。自作品に向き合うとはこう言う事なんだと尊敬と言う感情さえも芽生えてしまったよ』
『・・・・・・』
『ところで友美ちゃん。冒頭でも話したが初恋リベンジャーズと言う改題も併せて読むといい』
『うん!またなんか違った感覚が芽生えたよ?!』
『そうだろ?一度で二度楽しめる作品だからな。じゃあこちらも一緒に読むとしよう』
『うん!じゃあ今日はヘビッチの好きな物ごちそうしちゃおうかな?』
『じゃあ生きた子ネズミを所望する』
『・・・・・・』
(ヘビッチ・・・あなた以前のネズミ追い出し作戦の時、子ネズミは食べなかったって言ってたよね?本当は食べたんじゃないの?)
多少の疑惑を抱きながらも、私とヘビッチは初めての二人きりの読書会を満喫していました。
作者 遊馬友仁 様
今回はご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらからどうぞ!
初恋♡リベンジャーズ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/538063270/534678961 (アルファポリス)
初恋☆リベンジャーズ
https://ncode.syosetu.com/n2458hw/ (小説家になろう)
https://kakuyomu.jp/works/16816927863097203425 (カクヨム)
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
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