ゲームの名前って「ああああ」にするよね

天上天下唯我独尊四方八方四面楚歌


上の文字の羅列は気にしないでほしい。特に伏線でもなんでもない。いつも通り深夜テンションで描き続ける作者ことクソインキャは一つの問題に直面していた。その問題とは、びっくりするほど物語が進んでいないことである。


気づいているだろうか?何度も「ヒロイン」

と文字を括っているジャムはいまだに苗字が明かされておらず今となっては正ヒロインが桜に成り立つある。あくまでこの小説はコメディ寄りの恋愛を作りたかったのだがどこから足を踏み外したのだろうか?


どこからかと言われたら間違いなくヒロインの登場が主人公についたジャムを食べたところからだろう。まぁ前置きはこれぐらいにしておいて本編どうぞ。




とうとう始まってしまった文化祭。何話だろうか?伏線を貼ったことすらも忘れ俺は今数十話ぶりに回収をする。メタな話はここで終わろう。


「ねー!あっち行こ〜!」

「わーった、わーった、」

そう言って特に友達のいない俺は唯一仲のいい桜と適当に文化祭を回る。


「お化け屋敷楽しみだねー。」

「お化けとかいけるのか?」

「全然怖くないけどここは女としてキャーなんて言いながら形君の腕にしがみ付くよ。」

「言っちゃったら意味ないだろ。」

「どうせ言わなくても意味ないけどね。」

「ご名答」


俺たちは暗闇に案内される。

「では楽しんでねー。」


ここから始まってしまったのだ。


ー地獄はー


最初に上から水が数滴落ちてくる。俺は少しビクッとしたが桜は「、、、、雨漏り?」と言ってそのまま進んだ。次にいかにも何か出て泣きそうな井戸からお化けが出てきて適当に2人で驚いた後お化け屋敷は最後を残すのみとなった。


上から急に蜘蛛のおもちゃが大量に降って来た。虫の大丈夫な俺は少し声を上げただけだが桜は凄かった。俺の隣で「きゃーぁぁぁぁぁ」と叫び出口の扉を開けようとした。


「待って無理無理無理、マジ、ばっっかじゃねぇのマジで、はぁ?」

「落ち着け、口悪すぎるだろ。」


そして最後の仕掛けで落ち着き切った俺たちに出口付近のロッカーから急に飛び出してきたミイラに脅かされた。


俺はロッカーが開くのが見えていたが桜は蜘蛛で敏感になった後の背後からのミイラだ叫ばないわけがなかった。


「ぎゃゃゃゃゃぁだああああぁぁぁぁぁぁぁ、、、、、、、、」

桜は高ヘルツで爆音をかき鳴らしミイラをぶった。そしてその叫びは止まることなく窓ガラスが割れた。俺コイツと絶交しようかな、

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