第18話覚醒

秋空にマー君は憂鬱な気持ちでいつもの公園にむかった。  


ブランコには、友達君がいた。


「おはよう。」


「よう!マー君。」


「晴れて釈放だな。」


マー君は、笑いながら言った。


マー君のスマホが鳴った。


【山雲だか、謹慎明けにヘビーだが町工場で首を吊って死んでいる死体が見つかった。向かってくれ。】


【了解です。】


友達君に簡単に説明した。


原付きで2人は町工場に向かった。


到着すると腐敗臭がした。


空っぽの工場で首吊りをしたか‥。


忙しく働いてる女性捜査官を友達君は事件の概要を聞き出した。


遺体は、この工場の持ち主、西園寺隆文(40)数日間行方不明で家族から失踪届けが出されていた。


マー君は、頭の中で自分自身と対決していた。ただの自殺?殺し?

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