第6話覚醒剤

友達君が、女子大生をナンパして聞き込みをしているらしい。


「今日は、パチンコ行かないの?」


ユーちゃんに玄関でマー君は聞かれた。


「今日は‥寿司屋に行く。友達君と。」


「行ってらしゃい!」


マー君は、スマホを出して友達君に電話した。


【もしもし、友達君、ワカメ屋にいるの?】


【そうだよ。ちょぱやで来てね。】


近所のワカメ屋は、一応、寿司屋。


ワカメ屋の扉を開けると


女の子達の黄色い声が聞こえてきた。


「おう、マー君こっち!」


女子5人におじさん2人は厳しいな。


「友達君さぁ、カクとヤクの話し聞き出せた?」


座敷に座ると女の子達が一斉に静かになった。


マー君は、鋭い瞳をしていた。


「簡潔に聞きます。大学で麻薬か覚醒剤流行ってないですか?」


女の子達は、こそこそし始めた。


友達君が、空気を変えるためか、寿司屋なのにカレーライスを注文した。


マー君は、ため息をついてワカメ屋を出た。


スマホに電話が入った。


【マー坊。久しぶり。俺だ。】


【魂さん、お久しぶりです。】


【友達君に、覚醒剤を調べさせてる。】


【知ってます。】


【マー坊、冷静にな。】


【分かってます。】


スマホを切るとワカメ屋から女の子が1人出てきた。


「高梨空です。わたし覚醒剤の売人してる人を知ってます。」


「金は、弾むよ。」


「いえ、わたしとセックスして下さい。」


「何歳?」


「20歳です。」


2人は駅前のラブホに入った。








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