ガールズ

 いやあどうも、ユートニウム博士。初めまして。お噂はかねがね。はは、どうもどうも。


 それにしても、すごいですねぇ〜。あなたが生み出したパワーパフガールズ。彼女たちの活躍には我々一同頭が上がりませんよ。はははは。まったく、部下もあれくらいの活躍してほしいものです。


 あ、私が愚痴を言っていたこと、部下たちには内緒ですよ。


 で、ときにユートニウム博士にちょっとお尋ねしたいのですがね、寂しい夜はいかがお過ごしですかな?

 いやね、博士が独身と伺いまして。――おっと、そんな怖い顔なされないでくださいよ。


 で、どうなんですか? うん……。うん……。そう……黙秘されるのですか。


 しかし、うーん、困りましたなァ。やっぱり私にはどうしても気になるんですよ。


 どうして。えぇ。


 署までご同行願えますか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る