異世界って魔物も人間も女性が9割なの?

@homma3104

第1話 プロローグ

古市悟(フルイチ サトル)22歳は生まれ持った紅顔の美青年の顔と天性の口の上手さで、3歳の頃から"スケコマシのサトル"と渾名が付くほど女にだらし無い男だった。


22歳になる迄、小学校の音楽の女性教師、中学ではクラス担任の女性の先生と学校で1番の人気有る清本啓子さんを孕まして危うく退学されそうになるも、頭の出来も学年トップの悟は女性の校長先生と教育委員のおば様をたらしこんで関係を結び、退学を免れてしまった!


高校、大学と悟の才能(?)は更に開花し、満開状態で社会人になった。


入社式に受付嬢とデートの約束を取付、くだらない社長の訓示を聞き流して、デートの約束場所に向かっている最中、アクセルとブレーキを踏み間違えたご婦人にはねとばされて呆気なく22年の生涯を終えた、はずだった。


サトルが気が付くと真白な空間に横に寝かされて、身体の自由が効かない。


目の前にサトルが今迄出会った女性の中でこれ程綺麗な人は見た事無いと思える程の女性が微笑んでいる。


身体の自由が効かないサトルだが、顔を女性の方に向け「初めまして、僕は悟。貴女のお名前を聞かせてください。良かったらこの後、楽しいひと時を僕と過ごしませんか?」といつもの調子で口説き始めた。


「残念だわ、サトル君。貴方はすでに死んでしまったの!だけど、貴方には最適な世界に転生させる事が神々の間で決まったのよ」


「ラノベで有名な魔法と剣の世界ですか?あの美しいエルフや王女様が僕に惚れてしまう世界ですね?」


「魔法と剣の世界である事は確かだけど、貴方に女性が惚れてくれるかは、分からないわ(笑)でも、貴方には魔力とスキルはサービスしてあげるわ、何か希望はある?」


「出来ましたら、言葉と字が書けて分かるようにして下さい。あとは私が異世界の女性を皆幸せにしてあげます」


「相変わらずねぇ」


「それじゃ、サトル君がんばってね」


サトルは再び意識が遠ざかり、気が付くと澄み切った青空がみえる。


"ここは異世界?俺は本当に死んで異世界に転生したのかな?"


サトルはラノベのノリで『ステータスオープン』と呟いた。


すると目の前にモニター画面が現れ


サトル・フルイチ 18歳 


 転生者・女神の加護


【HP】:200/∞ (体力)      備考:この国の平均値・40     


【MP】:95/∞  (魔力)       備考:この国の平均値・30     


【INT】:800/1000 (知力)      備考 : この国の平均値・150  


【ATK】:4000/∞ (攻撃力)     備考 : この国の平均値・800  


【VIT】:950/1000(生命力) 備考 : この国の平均値・120


【DEF】:4800/100000(防御力) 備考 : この国の平均値・1000 



魔法持性 火魔法・水魔法・土魔法・風魔法・聖魔法・回復魔法・闇魔法・無属性魔法・死霊魔法

 

 【スキル】 ?????   ????? 

探索スキル・鑑定スキル・身体強化スキル・結界スキル・隠蔽スキル

  転移スキル・復元スキル・付与スキル・分解消滅スキル・1000倍スキル

  亜空間スキル・複製スキル・時間操作スキル・ 錬金術スキル・再生スキル

  モデリングスキル・1000倍動体視力 スキル・魔石師(眷属)スキル

  創造スキル・ネクロマンサー・・・・etc

 

  次元ストレージ持ち(容量無限)

  剣豪・剣聖・剣神

拳聖・拳神・拳王


"へぇー、俺ってまぁまぁいい線行ってるじゃん!スキルに『?』が有るけど何か特殊なスキル持ちかな?"とサトル。


”しかし、レベルが全て1かよ、まぁ最初だからしょうがないか!すこしづつレベルを上げていくしかないな。魔法が全属性魔法が使えスキルの数が半端ない”とサトルは思った。


”火系、水系とか4属性の魔法も全て使えるのか!それに無属性のスキルがやたら有って全部チェックするのは大変だな”と思いながら・・・、取り敢えず次元ストレージに何が入っているのか調べてみるサトルだった。


ヒヒイロカネ製の刀『鬼切丸(オニキリマル)』


アダマンタイト製のバスターソード『誅戮剣(チュウリクケン)』


白金10枚、金貨100枚、銀貨100枚、銅貨100枚


綿パン4枚、シャツ色違いで4枚、下着5枚


"あの綺麗な女神さんは矢張り俺にほの字だったかぁー"と勝手に前向き思考のサトルだ。

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