浮浮気癖の酷い彼女に俺はお仕置きする!気癖の酷い彼女に俺はお仕置きする!

神石水亞宮類

第1話 浮気癖の酷い彼女に俺はお仕置きする!




男の浮気は許せないと言う彼女。

でも?  自分の浮気はいいらしい。

俺は何度も彼女から浮気を繰り返されている。

彼女はお酒を飲むと? 男なら誰でもしたくなる体質らしく!

彼女と付き合って次の日に、早速浮気された。

その事を彼女に言うと? 彼女はとんでもない事を俺に言う!



『浮気の一つや二つしたぐらいで、いちいち怒らないでくれる!』

『はぁ!? 浮気だぞ! 何浮気してんだぞ!』

『ガミガミうるさいわよ! まだ二日酔いで頭が痛いの!』

『これなんだよ! 男からLINEがきてるじゃないか! 

“昨日は凄く楽しかったからまたしようね!” 何これ?』

『そういう事よ! その男としたのよ!』

『はぁ!? 開き直るのか!』

『じゃあー私と別れる?』

『昨日、付き合い出したばかりだろう!』

『男がネチネチうるさいのよ! 別に女だって浮気してもいいじゃない!』

『何の理屈だよ!』

『私と別れられないなら、浮気ぐらいでグチグチ言わないで!』

『なんだよその態度? そっちが浮気しといて!』

『浮気ってそういうもんなのよ!』

『どういう事だよ!』

『もう寝る! 起こさないでね!』

『・・・話終わってないんだけど。』

『うるさい!』




彼女は強引に話を終わらせた。

それが悪かったのか? その後は何度も彼女に浮気を繰り返される。

彼女の浮気癖はハンパない!

お酒を飲んでる時が一番多いが、素面の時でも浮気する。

もう防ぎようがないのと一緒だ!

彼女の定期的にくる“ムラムラ”は男のアレに似ている。

やりたくなったら誰でもいいからやりたい!

快楽を求めて、誰でもいいんだ。

年寄りだろうが未成年の男の子だろうが勢いでしそうだ!




・・・それなら彼女に俺はお仕置きをしようと思う!

俺も他の女性と浮気をすれば少しは反省すると思ったからだ。

早速俺は可愛い女の子と○○ホテルに行くところを前もって彼女に

LINEをして知らせておいた。

何時に何処の○○ホテルに行くまで細かく文字にした。

彼女は鬼のような形相で○○ホテルに乗り込んできた!

部屋番号までしっかり書いておいたから、ドアを【ドンドン】する音まで

聞こえてくる。

勿論! “女友達に演技してもらっただけだ。”

実際には何もしていない。

それなのに、彼女ときたら? いきなり女友達を見るなりビンタして

罵声も浴びせかけた。




『テメー私の男とこんな○○ホテルで何してんだよ!』

『おいおい! やめろって!』

『私の男と何回やった?』

『何を言ってんだよ! やめろって!』

『私は毎日コイツとやってんだよ!』

『何喋ってんだよ! やめろって!』

『“お前も、女と浮気するなんて! 100万年早いだよ!”』

『ごめん、もう連れて帰るわ!』

『なんだよ! この女の肩持つのか?』

『違うって、早く帰ろう。』

『この××××女めッ!』

『言い過ぎだって! 本当にごめんな。』

『・・・・・・』





彼女はテレビなら【ピー】を連発させるほどゲスい言葉で女友達を

貶し続けた。

まさか!? これほどまでとは俺も思っていなかった。

でも? 少しは反省しているように見える。



『あの子とは何もしてないんだ!』

『はぁ!?』

『【はぁ!?】じゃないよ! 下品な言葉を言いすぎだろう!』

『ムカついたからよ!』

『俺の気持ちも少しは分かってくれたか?』

『・・・ま、まあね、』

『それならそれでいいよ。』

『何がいいのよ!』

『今からファミレス行く?』

『行く!』




“浮気癖の酷い彼女に俺はお仕置きをしたはずだが、、、?”

結局、数日しかもたなかった。

相変わらず、俺は彼女に今も浮気されている。

それでもなんでかな? 俺は彼女とこれからもずっと一緒に居よう思う。

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