第225話 妹はツラいよ !
【由利凛side】
まったく、
妾としては 蝶子ちゃんか蛍先生、どちらでも良いのだけど、
「助かったわ、由利凛。 そして天音お姉さまも。
あのままいけば、高校卒業後には本当に放浪の旅に出て永遠の放浪者に成り『フーテンの嵐くん』に成っていたかも知れないからね 」
英里香ちゃんが、ホッとしたように感謝していた。
不和と争いの女神エリスとしては、同じゼウス様とヘラ様から生まれた兄妹だから心配していたのだと思うのじゃ。
「あら、わたしだって今世では仲の良い兄妹なのですから心配していましたよ。
ニッコリ笑い
最近は、
「
天音お姉ちゃんは、嵐お兄ちゃんに『有無』を言わさずに連れて行ってしまった。
天音お姉ちゃんは、巧お兄ちゃんに対しては『弟くん』とは言わずに『巧くん』と言っているあたり、嵐お兄ちゃんを他の誰かとを投影しているのかも知れないのじゃ。
「たっ 助けてくれぇ~、弟妹たちよぉ~ 」
嵐お兄ちゃんは 妾たちに助けを求めているけど、皆は涙を飲んで見送ったのじゃ。
「悲しいけど、姉に逆らえる弟は居ない。
許せ、嵐 」
「相手が悪すぎるわ。 許してね、嵐お兄様」
「わたし達も自分の身が一番可愛いの、嵐お兄様」
「
巧、明日菜、英里香、パラスの四人は、組手で一度も勝てなかった
※作者より
短めでスミマセン🙇
次回は、頑張るのでお許しください。
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