第36話女子会 ①
【由利凛side】
嵐お兄ちゃん達のラーメン屋さんも魅力だったけど妾も女の子だから、皆に合わせてファミリーレストランに来たのじゃ!
妾も恵利凛も身体が小さいので沢山は食べられないけど、いろいろな食べ物を食べたい。
その点、ファミリーレストランなら皆でシェア出来るから少しずついろいろ食べられるので良いことだらけなのじゃ!
お店に着くと9人と云う大所帯なので、二つのテーブル席に別れたのじゃが………
何時もなら、妾たち『大江戸ファミリー』と星華たちのグループに別れるのに、妾と星華ちゃん、恵利凛と秋穂ちゃんが一つのテーブルに入り、『明日菜、英里香、パラス、伊緒、由美子』の5人が一つのテーブルに座ることに成った。
「今日は、お世話に成ったから私達が恵利凛と由利凛を接待するね!」
と、星華ちゃんが変な事を言いだしたのじゃ。
「そう そう、私達の命の恩人だから、私が恵利凛を、星華が由利凛を接待するね」
秋穂ちゃんまでが変な事を言っているけど、何を企んでいるのだろう。
「由利凛と恵利凛は何を飲むの?私達がドリンクバーから持ってくるよ」
「私はオレンジジュースを頼むね、秋穂ちゃん」
恵利凛が遠慮無く頼んでいるけど、この辺り大物だと思うのじゃ。
「由利凛も遠慮しなくて良いんだよ。
本当に由利凛たちには感謝しているんだからさぁー!」
「なら、妾はジンジャーエールをお願いするのじゃ」
「
秋穂ちゃんと星華ちゃんがドリンクバーにジュースを取りに行っている間に妾たちは、テーブルに有るタブレット端末で注文をしていた。
「由利凛、アノ二人は本当に感謝からお礼しているだけだから、そんなに警戒する必要は無いわよ」
伊緒ちゃんが妾に言って来たけど、感情が表情に出ていたのかのう?
「そう そう、由利子先生は由利凛のお母さんだから実感が無いのかも知れ無いけれど、私の
当時、凶器を持っていた暴漢を素手で戦闘不能にしたと云う伝説があるくらいよ」
う~ん、お母ちゃんは昔からヤンチャだったのは分かるのだけど妾と恵利凛には優しく厳しいお母ちゃんなので理解が追い付かないのじゃ。
その後、皆にジュースが行き渡り、とりとめもない話をしていたら配膳ロボットが料理を運んで来たので皆で配膳してから取り分けたのじゃ。
ビザにフライドポテトに唐揚げ、パスタ、パフェ
これだけの人数で取り分けると少しずつだけど、いろんな種類の食べ物が食べられるので嬉しく成るのう。
皆でワイワイ楽しく食事していると時間が経つのは早く感じるのだけど、これが噂の青春と云うモノなのかのう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます