この賢者がおっぱい星人すぎて賢者モードになるヒマがない
鏡銀鉢
第1話 自由研究テーマ 何故おっぱいは魅力的なのか
「大きなおっぱいは何故魅力的なのか! 3年3組下宮聖也(しもみや・せいや)!」
始業式の日、俺は静まり返る教室で、自由研究のテーマを熱く、だが厳かに語った。
「理由は4つ。大人の女性である証だから。授乳能力が高い証だから。健康の証だから。妊娠能力が高い証だから」
女子たちの視線温度が3度下がった。
俺の声の熱量は10度上がった。
「まず、人間の男性が女性に求めることは自分の子供を産み育ててくれることです。そのため、男は妊娠子育て能力の高い女性を魅力的に感じるようにできています。一部のロリコンを除いて男が子供に興味を示さないのは当然ですね」
一部の男子が殺意を込めて握り拳を震わせるが俺は無視した。
「女性は二次性徴に入って子供を産めるようになるとおっぱいが大きくなります。これはライオンのタテガミ、ニワトリのトサカと同じ、大人の証です」
「はぁ? 大人になっても小さい人いるじゃん?」
「つか身長でよくね?」
男子たちの質問に、俺は頷いた。
「その通り。だけどな、巨乳の子供はいないんだ」
年齢的に子供でも、胸が大きいということは二次性徴には入っているため、子供を作れる体という意味では大人である。
俺は活舌よく、とうとうと答えた。
「長身の女子を大人だと思って時間と労力をかけてアプローチしても実は長身の小学生でしたとなれば全て無駄だ。身長と年齢は関係ない。けど、小柄でも巨乳なら確実に大人だ。つまり巨乳の女性はそれだけで恋人要件を満たしていることになる」
男子たちはハッとして、女子たちの視線は氷点下まで下がった。
「また、おっぱいは9割が脂肪で1割が母乳を作る乳腺だ。おっぱいが大きければそのぶん多くの母乳を作れるから授乳能力の高さの証明にもなる。ちっぱいの人でも子供が生まれると一時的に胸が大きくなるのは母乳を作るためだ」
女子たちの視線は北極のブリザード並みに冷たくなるも、俺は気にしない。
俺の話を最後まで聞いてくれれば、きっと彼女たちもわかってくれるだろう。
俺は語気を強めた。
「それにおっぱいを形成する脂肪はオメガ3脂肪酸という極めて質のいい脂肪分なんだ。つまり巨乳は質のいい栄養を大量に摂取できる環境にあるという証。これは生物としてはかなりのアドバンテージだ」
男子たちは、
「え? マジで?」
「そうなん?」
と驚いている。
女子たちの視線は絶対零度まで下がった。
一方で、俺は声に力を入れて熱弁した。
「最後に、巨乳は垂れやすいけど、視点を変えればハリのある巨乳は若さの証。妊娠能力は加齢と共に衰えるから乳首がツンと上向きでハリのある丸い巨乳は若い証拠だ! 巨乳、それは若くて健康な大人で妊娠子育て能力が高い証明! これが魅力的に映らないわけがない! つまり巨乳を否定したり下品だなんだと言うのは間違っている! 巨乳は最高! 巨乳は至高! 巨乳は珠玉! つまり!」
握り拳を突きあげ叫んだ。
「一学期に俺が学校のパソコンで巨乳動画を見てウィルスに感染したのは仕方がない事なんだぶげらぁあああああああああ!!」
教師中の女子たちが上靴を投げつけてきた。
16発の弾丸ショットは狙いを過たず脳天を捉え、クリーンヒットした。
頭を16連射された俺は衝撃で視界が暗転。
上下の間隔も失い浮遊感と落下感に包まれた。
なのに、床に倒れる感触が無い。
周囲から響く悲鳴。
まぶた越しに感じる白い光。
どうやら、俺は死んだらしい。
――あぁ、どうせ死ぬなら巨乳の谷間で、否、爆乳の谷間に埋もれて死にたかった。
おお聖也よ。
童貞どころか本物のおっぱいを見ることなく死んでしまうとは情けない。
…………。
――長くね? いつまで経っても意識があるんだけど?
もしかして死んでない?
淡い期待に目を開けると、だけどそこは教室ではなかった。
「よく来てくれたな勇者諸君! オレはこのガリアス王国次期国王! ベクター・ガリアス王太子だ!」
長身でガタイのいい栗毛の男性が豪快に叫べば、それを見とがめるように貴公自然とした線の細い美形男性がため息をついた。
「嘘はやめてください兄上。次期国王はこのワタシ、第二王子のシャルア・ガリアスです」
知らない外国人が教室にいるわけではない。
俺らが倒れていたのは、異世界転移アニメのお城然とした内装の広間だった。
いや、玉座っぽい場所に王様っぽいのが座っているから、謁見の間か。
いきなりの事態に、みんなは取り乱し慌てている。
「はっ? なにこれまさか異世界転移?」
「いやいやアニメじゃあるまいしんなことあるかよ!?」
「でも現実見ろよ!」
「教室の床にでかい魔法陣が現れて白い光に包まれて……」
「おいオレ海賊キングの最終回見てないぞ!」
「あたしなんて今月のお小遣いもらったばかりなのに!」
後半、違う意味で混乱している奴もいた。
「兄上と口論しても彼らを混乱させるだけです。ここはワタシが簡潔に状況を説明させてもらいます。君たちも心して聞きたまえ」
そう言って、第二王子らしいシャルアが偉そうに語り始めた。
彼の説明を要約すると、
ここは異世界。
10年前、未開の地である西大陸に魔王軍を名乗る勢力が現れた。
魔王軍は人類への侵略を開始。
人類領域は西側から徐々に侵食され、現在、このガリアス王国にまで及んでいる。
そこで、100年に一度の大魔法、勇者召喚の儀式で俺らを召喚したらしい。
よくあるテンプレ設定なのは理解できるけど、勝手に呼び出すのは拉致って言うんですよ?
「フザケんな! これって拉致誘拐ってやつだろ!」
「早く日本に帰してよ!」
当然の反応に、シャルア王子は表情を曇らせた。
「どういうことかな?」
けれど、みんなはブーブー文句を言うばかりで要領を得ないため、インテリジェンス溢れる知的紳士の俺が前に進み出た。
「王子。俺らは異世界では学校に通うただの平民の子供です。勇者じゃない。それに勇者召喚は承諾なしの強制です。さっきも教室にいたら突然魔法陣が現れて気が付いたらここにいたんです」
二人の王子は言葉を怪訝な顔をして、周囲の衛兵たちはざわついた。
思った通りだ。
この人たちは、異世界の英雄がはせ参じてくれるものだと思っていたらしい。
でも、シャルア王子はすぐに表情をあらため、尊大な態度を取り戻した。
「だが安心したまえ。君達には召喚時に、女神の加護で相応しいジョブが与えられているはずだ。嘘だと思うならステータスオープンと言ってごらん」
――は? 大丈夫って違うだろ? 拉致したことをスルーなよ。
言われるがまま、みんなは「ステータスオープン」と唱える一方で、俺は口を閉ざした。
謝罪もなく、自分本位な王子にイラついていたのだ。
けれど、ここで逆らってもいいことはなさそうなので、俺もみんなに習って唱える。
すると、いかにもゲーム画面的なものが視界に現れた。
――なるほど、レベルや経験値のあるゲームみたいな世界観なのか。
「そこに、君たちのジョブやスキルがある。一人ずつ答えてくれるかな?」
その言葉に、周囲の空気がちょっと変わる。
衛兵やベクター王子などの視線がいっそう集中するように感じた。
そんな中、口火を切ったのはイケメンで読モをやってるクラスの中心人物、鈴木森だった。
「へぇ、ジョブは勇者でスキルは、自動翻訳、アイテムボックス、査定、マッピング、気配察知」
「あ、それオレも持ってるぜ」
鈴木森と同じイケメンリア充グループの右藤が同調した。
すると、他のみんなも口々に同意したので、俺は違和感を覚えた。
「どうやらこれは、オレら転移者の共通スキルみたいだね。転移者スキルとでも呼ぼうか?」
「あ、そういうことか。鈴木森くんあったまいい♪」
頭の軽そうな女子が鈴木森を持ち上げた。いつものことだしどうでもいい。
だって俺のステータス画面には……。
「鈴木森とか言ったね、それはどんな能力だい?」
シャルア王子に水を向けられて、鈴木森は視線を正面に戻した。
「えーっと。自動翻訳スキル、あらゆる言葉と文字が母国語に翻訳されて認識される。それで王子の言葉が日本語に聞こえるんですね」
――全言語能力スキル。古今東西全ての言語の知識を持つ。
俺には、王子たちの言葉が日本語に聞こえない。異国の言葉だけど意味を理解できる。ちょうど、関西人に関西弁で喋られても理解できる感じだ。
「アイテムボックススキル、手で触れている非生命体を10立方メートルの異空間に収納できる」
――ストレージスキル。半径1キロ以内の生きた動物以外の全てを細かい条件や数量を指定して無限の容量を持つ異空間に出し入れできる。また、収納物の時間は自由に設定できる他、収納物を加工しアイテムを錬成できる。
「査定スキル。目で見たものの名前とレベルがわかる」
――鑑定スキル。目で見たもののあらゆる情報を知ることができる。ただし存在ランクの高いモノほど得られる情報が少なくなる。
なんか俺のスキルだけ違う気がする。
「6番目以降は剣術スキルとか魔法剣スキルとか勇者ジョブに関するスキルだね」
「オレも6番目以降に弓兵ジョブに関係するスキルがあるぜ」
――弓兵ジョブ? 全員が勇者ジョブってわけじゃないんだな。
そこへ、第一王子のベクターが口を挟んできた。
「そりゃいい。おい勇者ジョブに弓兵ジョブ、お前らはオレの軍に入れ」
「兄上、その話はあとのはずでしょう」
「うるせぇ早い者勝ちだ! おいお前ら、特に勇者とかハイランクジョブの奴! オレらはこれから軍を率いて魔王軍と戦う。次期国王の俺の部下になれば一生贅沢させてやるぜ! 美女も抱き放題だ!」
「やれやれ、兄上は品がないなぁ」
シャルアが呆れる一方で、男子たちは色めき立っている。
ベクターの言う、美女抱き放題に興味津々のようだ。
そんな男子たちに、女子たちは軽蔑の眼差しを送っていた。
そこへ、シャルアが滑り込むように口を挟んだ。
「安心していいよ麗しい異世界の乙女たち。兄上のような下品な男は放っておいて、私と一緒に愛と平和に満ちた世界を作ろうじゃないか」
きざったらしく髪をかき上げながら芝居がかった口調に、女子たちはキャーキャー騒いでいた。
これがただしイケメンに限る、というやつか。
女子たちは長身細身のイケメン王子様に夢中だった。
結果、男子たちは自分のジョブとスキルを言ってからベクター側に移動して、女子はシャルア側に移動するというわかりやすい展開になった。
「ジョブは弓聖、スキルは狙撃と魔法矢、矢雨、追尾矢です」
「ハイランクジョブじゃないか。それはいい、是非私の軍に来てくれ」
「はぁい♪」
ベクターが吐き捨てた。
「ちっ、女がハイランクジョブかよ」
「最高戦力を取られたからって嫉妬は見苦しいですよ兄上」
兄弟の間で火花が散った。
どうやら、ジョブにもランクがあるらしい。
さっきから勇者、剣聖、槍聖、武聖、竜騎士、聖女、大魔導士、そして今の弓聖ジョブの名前が出ると、王子たちと衛兵が興奮した。
名前からお察しだけど、どうやらかなり強力なジョブらしい。
「おい最後はお前だな、さっさとジョブとスキルを言いな」
ベクターが偉そうに促すと、男子たちが煽るように騒ぎ立てた。
「下宮なんてどうせ村人だろ? それとも農民?」
「むしろ無職じゃね?」
「おっぱい大好きおっぱい星人なんてどうせ性犯罪者とかだろ?」
「あいつも男ならこっち側かよ。まっ、囮には使えるだろ」
女子たちも同じように馬鹿にしてくる。
「シャルア王子、あいつを仲間にしないで下さい」
「そうです。あいつはその、凄く下品でスケベな人間のクズなんです」
「むしろ死刑にすべきです」
「女の敵なんです!」
「人類の敵なんです」
「世界の敵なんです」
――そこまで言うことないだろ……。
俺はガラスの純なハートを傷つけられながら、不承不承答えた。
「賢者ジョブです」
その一言で、謁見の間は水を打ったように静まり返った。
王子だけでなく、クラスメイトたちもきょとんとしている。
賢者。
それはゲームだけでなく、昨今ではアニメやラノベでも超有名なチート職業の代名詞だ。
数秒後、ベクターが一歩踏み出し叫んだ。
「おい賢者! お前男ならオレのもんだよな! 酒も女も好きだけやるからオレに着け!」
「賢者君! 是非とも私の軍に! 言っておくが王位に着くのは私だ! 兄上に着いても先は無いぞ! 考えても見てくれ、こんな知性も理性もない男が魔王討伐軍を指揮できると思うか!?」
「んだと!?」
「なんですか!?」
途端に、二人は俺を無視してにらみ合いを始めた。
辟易とした重たい溜息が、口から洩れ出た。
こいつらは、俺が一番嫌いなタイプだ。
俺らが拉致されたことはスルー。
俺らが魔王相手に戦うと決めつける。
俺らを物のようにして奪い合う。
自分中心にしか物事を考えられない。自分の都合で他人を振り回すことを当然の権利だと思っている。
まさに、【地球中心天動説】ならぬ、【自分中心他動説】だ。
どちらにも着きたくない、というのが本音だ。
どちらに着こうが人間兵器として酷使され、いざとなったら切り捨てられるのは目に見えている。
ていうか、散々俺のことを馬鹿にして俺の自由研究にも理解を示さないクラスメイトたちと一緒にいたくない。
――いっそ追放してくれないかな。
などと思っていると、謁見の間の門が開いた。
「兄上方!」
よくとおる凛とした美声に振り返ると、俺は目を見張った。
止めようとする衛兵を押しのけ、力強い足取りでこちらに向かって来るのは絶世の美女だった。いや、背が高いから大人びて見えるだけで、年は俺とそう変わらないだろう。
まさに女傑と言わんばかりに覇気漲る凛々しい美貌に闘志を漲らせ、長く美しい栗毛をなびかせ赤いドレスのスカートをもろともせず、キビキビと長い脚を運ぶ彼女は、今までの人生で目にしてきたどんな人よりも威厳に溢れていた。
でも、そんなことよりも俺が注目したのは、注目せざるをえなかったのは、そう、彼女のおっぱいだった。
――デケェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!
SUGOIDEKAかった。
一瞬、スイカを2つ、詰め込んでいるのかと思ったけれど、ドレスから覗く谷間の深さを見る限り、本物だろう。
脊髄反射で鑑定スキルを発動させた。使い方は頭の中にあった。
【エリーゼ・ガリアス 18歳】
【身長167センチ 体重57キロ バスト107センチ アンダーバスト70センチ ウエスト61センチ ヒップ101センチ Lカップ】
――L、L、L、Lカップ!? Lカップって何カップ!? ABCDEFGHIJ指が足りない!?
エリーゼは童貞殺しの爆乳を揺らしながら、王子に詰め寄った。
けれど、二人はどこ吹く風だ。
「別にいいだろ? テメェには関係ない話だ。それに、もう勇者の振り分けは終わっちまったよ」
「そうですよ。ちょうど今、賢者である彼が私の部下になるところです」
「オレのだろが!」
「いいえ私のです!」
再び睨み合う兄弟を無視して、エリーゼは俺に振り返った。
彼女の大きな栗色の瞳が、まっすぐに俺を見つめてきた。
流石の俺も、彼女の魅惑的なおっぱいから目線を離して、彼女と視線を交えた。
「賢者殿、貴君の名前は?」
「俺は下宮聖也。下宮がファミリーネです」
「わかった。では下宮殿、どうか、私の力になって欲しい」
俺の名を口にしながら、彼女は真摯に頼み込んできた。
その態度だけで、ちょっと心を打たれた。
馬鹿王子二人の会話から瞬時に状況を察する聡明さ、王子を無視して当事者である俺と交渉する道徳心、そして、王族であるにもかかわらず下手に出て頼み事が出来る謙虚さ。
そのどれもが、彼女を好きになるには十分な魅力だった。
「私はっ……兄上たちとは違い、経済力も兵力も無い。私が王位に着ける可能性は限りなく低い。貴君に望むだけの贅沢をさせられる保証はない……」
痛みに耐えるように沈鬱な表情を浮かべ、けれどエリーゼは苦痛を押し殺すようにして声を絞り出した。
「だが、私に捧げられるものならば全て差し出そう……だから頼む、私に力を貸して欲しい。私には、力がいるんだ!」
勇ましい声音に凛とした表情。
雄々しく伸びた背筋に力強く赤じゅうたんを踏みしめる脚。
けれど、俺に差し出された手は震えていた。
よく見れば、鋼の決意を固めた瞳の奥には、恐怖が映っていた。
それは決して、自身の身を案じた恐怖ではない。
大切なものを奪われるような、大切な何かが壊されることに怯えるような、はかなげな瞳だった。
彼女の純な想いを汚すように、ベクターが笑った。
「おいおい、なんだそりゃ。交渉になってねぇじゃねぇか!」
「まったくだね。いいかいエリーゼ、今、君が言っていることを要約すると、この剣は重くて切れ味も悪くて錆びてていいところはひとつもないけど買ってくださいと言っているようなものじゃないか。君には、部下になる価値がない。だから騎士も貴族も誰一人として君の部下にならなかったんだ!」
「おいおいいじめてやるなよシャルア。女にそんな難しいこと言ってもわかんねぇよ。こいつは乳に栄養取られて頭空っぽなんだから!」
「言えてますね。じゃあ兄上、そろそろどちらがあの賢者を取るか決めましょう」
「俺はエリーゼさんの部下になりますね」
彼女の手を取り、俺は言った。
「「はぁっああああ!?」」
ベクターとシャルアの驚愕声が重なった。
目を丸くして固まるエリーゼさんに一歩歩み寄って、俺は言った。
「ではあらためまして、下宮聖也、ジョブは賢者。これから貴方の力となり剣となります。なんてね」
俺が歯を見せて笑うと、エリーゼさんの凛とした表情が柔和に緩んで、目の端に涙をにじませた。
「あぁ、よろしく頼む」
※最近の新作がアイテムボックス無双続きなのは、使いまわしではありません。
まずアイテムボックス無双する作品でヒットを出したい、というのがあり、+αの設定で作品作りをしています。なので人気が無いと判断したら当分はアイテムボックス主人公は書かないと思います。
あと、単純にストーリーのスピード化が可能なので使っています。ただの生産系スキルだと素材を回収するだけで一本ストーリー作らないといけませんし。
早く本筋を描くために使っています。
※人気になったら本格投稿!応援よろしくです!
●今日の雑学 おっぱいは意外と小さい
Lカップというトンデモおっぱいのヒロインを出してしまい、皆さんに「デカ過ぎて好きになれない」と思われないよう言い訳タイム。
ネットでは男の勘違いサイズ、なんて比較画像もありますが実話だと思います。
漫画、アニメ、ゲームでは誇張表現、デフォルメ表現として、EカップFカップをボールをくっつけたようなバインボインの特盛バストに描き、胸ボタンを飛ばしたり主人公の腕を挟み込んだりしますが、そんなに大きくはないです。(極端なプラスサイズ体形の人を除く)
スポーツ漫画で身長180センチのキャラが2メートルぐらいに描かれるのと同じです。
二次元に慣れてしまうと実際のEカップFカップのグラビアモデルを見た時に「あれ?小さくね?Eカップって巨乳じゃないの?」と困惑します。
二次元の巨乳キャラのおっぱいは現実だとそれこそHカップ以上が妥当でしょう。
次回は、同じカップ数なのに見た目の大きさが全然違う人がいるけどどうして?
をお送りします。
参考データ
ボア・ハンコック 111センチ Jカップ
ニコ・ロビン 100センチ Jカップ
ナミ 98センチ Jカップ
鞠川静香 108センチ Jカップ
二条秋 103センチ Kカップ
桂言葉 102センチ Kカップ
及川雫 105センチ Kカップ
石戸霞 推定Mカップ(公式不明)
成沢陵歌 推定Nカップ(公式不明)
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