信川広域遊撃隊記
栗丸
出勤Part1
「・・・もう朝か。」
そう思いながら眠い目をこすりつつ今日もキッチンに向かう。
そうして最近のルーティンとなっている某大型スーパーのチョコパンとアイスコーヒーを体に流し込んでいく。そうした後は髪を整え、着替えた後、仕事場に向かう。
愛車のS社の小型スポーツカーで向かうこの間に使命感と緊張感が徐々に現れていく。私の働く場所は一つ判断を誤ると仲間や自分自身を負傷、果ては命を落とすこともある場所に飛び込む。
それ故、全国で年に数名彼と同じ志を持つ者が重症を負ったり殉職している。
私の名は
広域捜査/広域遊撃隊は20YY年に静岡県であった”女子高生誘拐・殺人事件”を契機に複数県に跨る
凶悪犯罪や所轄警察が対処しきれない事案に対応する”第3の捜査隊”(捜査一課、公安、そして本組織)である。
対応する事案故、この部隊は、警察庁直轄の部隊で全国に方面隊・支部が設置されている。
私はそんな組織内で1.2を争う対応事案数の多い部隊で活躍する隊員である。
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