第1話 飲み屋街での取引

ある飲み屋街で男の人が鍵付きの四角い箱の小さな箱を渡していた。渡された男性はとても喜び自分の名刺を渡した。男は「またご贔屓にして下さい」と言い、去っていく途中男はもらった名刺を丁寧にしまい、何度も男性に会釈した。

それを見た男性が「いい男だな、このロッカーで金が手に入る」と言った。

そう、このロッカーにお金を入れるとお金が手に入る訳ではないのに、男はそう思っていた。なぜなら

幸運なロッカーを使った人が1人2人と幸せになったので、このロッカーは嘘の噂が広まったのだ。

実際は、ロッカーの使い道によるのだ。


続く。

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