飾りたてられた写真
ももいくれあ
第1話
最高の笑顔で写る、部屋じゅうの私の写真。
くたびれたその微笑みに、
悲しみが宿っていた。
一枚一枚、増える度に、
私のココロは疲れていって、
崩れそうで、全部はがした。
寂しい私のすぐ側に、
大事なヒトが微笑んでいる。
つぶらな瞳でこっちを見ている。
飾りたてられた写真 ももいくれあ @Kureamomoi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます