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  • さらば青春への応援コメント

    煎茶みたいに渋みがある作品でした…

    作者からの返信

    お読みいただきましてありがとうございます。
    「煎茶のような渋み」ですか、言い得て妙だと思います。還暦を過ぎた男性の哀愁に満ちた想いと姿を描いた作品ですから。
    愛着のあったもの、想い出として想いが残っているものが衰微し、ついには滅び去る運命に直面している姿は余りにも悲しいものです。
    よく地方で廃業後放置されてぼろぼろになった元商店を見かけることがありますが、そういった店も何十年も前は地域の人にとっては心のよりどころだったことでしょう。それを見て悲しむ人がいてもおかしくはありません。
    また本当に煙草を楽しんでいる愛煙家は、特定の銘柄を深く愛する傾向があります。それが消えるとなった時の衝撃と悲しみたるや。
    作中の「チェリー」は「のび太のパパの煙草」というと通りのよい銘柄で、愛煙家に親しまれたものでした。今でも復活を望む声が絶えません。
    そういったことも含め、主人公のやるせない悲しみを感じ取っていただけたなら幸いです。