調べるカノジョは、美しい 1

稲生 達郎

第1話

彼女は、殺害した


六本木のある高層マンションの裏通り


に遺体が、転がっている。


探偵としての6ヶ月振りの依頼


タバコもいいかげんに、切らしていた所だ。


有岡は、彼女の殺害した男を目撃


スポーツカウンセラーの男だ。


よく新聞に撮り広げられている男


あっちだと有名な男


彼女は、尋問するなり、いきなり


容疑者の汗を嗅ぎ始める。


チェックするなり、誕生日を聞き出すー。



眼鏡を丁重にかけはじめて


小金井というメーカーの一部だとわかる


これだから被疑者は、途端に推理をはじめる


探偵の俺は、拳銃で、沈める


ここから手紙のだよりと証拠確認ー。



殺害した分際で、証拠を押収する。


彼と会ったのは、いつだ。


夏頃と答える彼女は、小指を噛みはじめる。


水泳の目立ち季節に、彼女は、


調べる口実に、遊びはじめる


あっちのは、していないが、


突然に真っ暗と答えて


管理人が、彼のマンションに来ていると


彼女が、気絶して殺害したかのように、


死体が、転がっていた。



凶器は、女性でも持てるアイロンだった。


血糊が、べったりとついている。


しつこいからと十キロの錘が、


ついていた。



こいつは、犯人だとわかっている。


監視カメラに、殺害した場所と


金の揉み合いが、発生していた。



今回は、探偵としての初手柄をあげる


これからの正義も挙げていくぞ



嗅ぐ癖をやめない彼女


私は、こんな時は、嗅覚が、強いのー。


犯罪者め なにが、嗅覚だ。


ある病院通いと思っているのかー。



探偵の私は、元々医療関係者で


刑事に上がった特異体質な人間なのだ。


薬は、2錠服用しないといけない


もしかしたら、服用する内容までも


探偵は、推理をはじめる。



ある理由から今回の事件は、


自作自演だとわかっている。


取り上げている内容は、やわらかい


構想の元で、行われている。



シュレダーが、ひどく壊れている。



なにか証拠が、埋まっているかもしれない



警察官を動かしてから調べる


細かい砂が、こびりついている。


これは、ダイヤの砂とわかっている。



こいつは、レモンのねっとりが


ついている。



家督の調査だと今回は、家庭の問題処理



告白上で、今回は、私の勝ちだ 犯人ー。



わかり切った感情に抑えきれいー。



まだお盆近くで、給料日は、多くて


三、四百万は、出る。



やばいー探偵として成り上がり



テレビで、無敵の弁護士として


悪い奴らと戦うー。



これだから探偵は、やめられない



被疑者いいかげん 負けるのだ。



追いつかないスピードに追いつかない



探偵は、単なる正義と思うなー。



被疑者の彼女は、苦笑する。

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