24 ~騒常の少女~ SOUJOU
昨日
登校してすぐ、下駄箱で靴を履き替える
今日はおでこが痛い。
一時間目の英語の授業を終えて、
三年生の教室がある二階の階段の踊り場で
「ちくしょー。さっきの
「まあ
「―――そこの
反射的に振り返り、会話をしていたであろう
「――
「えっ!? あんたダレ……いや、誰ですか?」
肩を掴まれた男子生徒は、
だが、そんなことなど気にも留めず、
「
「ミキ………? って
「
「はい……えっと、もういいですか?」
「……うん……」
男子生徒は
「(何だったんだ今の……)」
「(ほらあれだろ、この中学きっての
その男子生徒達と
「
「は? なんだ急に。魔法少女の出動
「え、えっと
「………」
戸惑いと疑念の色を顔に
「そうなのか?
「さあ〜〜。あったんじゃないですか?」
「………。そういえば先程、
「あ……いや、いえ出動要請です!」
「…………」
そして厚さ
「……はぁ………分かった。ならその召集とやらへ急いで出向しろ。くれぐれも目立つようなことをするんじゃないぞ―――」
「ありがとうございます! 行ってきます!!」
目元を押さえたままの
「………まったく、目立つなと言ったそばから
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