バトル9:激しき戦い
チャプター1
俺は、中央区の晴海で火砕流と対決をしていた。
「火砕流。お前は、あの時。」
「倒したはずってか? 炎幻衝。」
火砕流は、炎を想像して術を放った。
「ウワーッ。アークパルサー。」
俺は、火砕流を狙撃したが通じなかった。
「前の俺とは、一味違うぜ。火災旋風。」
火砕流は、炎の竜巻に姿を変えて、物凄い速さで、俺に突撃した。
「ウワーッ。力が違い過ぎる。」
チャプター2
そこへ、レイドがやって来た。
「激。このゲームをクリア出来るか?」
「ゲームだと? どんなルールだ?」
「俺達、幻衝怪が街いや、全てを消すのが早いか、それとも、お前が俺達を倒すのが早いかという
内容で、お前が一人で戦うのがルールだ。アークテリオンや、お前の仲間は、気絶しているぞ。」
「何をした?」
「さあな? 火砕流。戻るぞ。」
「へいへい。激。またな。」
レイド達は、消えるように去って行った。
「明一と美佐を捜そう。召幻衝。アークトマホーク。来てくれ。」
チャプター3
俺は、アークトマホークを召喚した。
「する事は、理解ってる。」
「それなら、頼む。」
俺は、アークトマホークに乗って、署へ向かった。
署は、瓦礫の山と化していた。
「明一。美佐。居るのか?」
チャプター4
俺は、瓦礫の山の中を調べ始めた。
そこへ、明一と美佐がやって来た。
「激。わい達なら、大丈夫や。」
「レイドが、兵器で破戒していったの。」
「理解った。次は、アークテリオン達だな。」
「それなら、心配は、要らない。」
「何で、そんな事が言える?」
「そのうち、理解るさ。」
「レイドは、秋葉原に潜伏しとるで。」
「私達は、まだ戦えないから。」
「確かに、その怪我じゃ無理だな。」
「行くか。その秋何とかへ。その兵器を倒す為に。」
俺は、秋葉原へ向かった。
チャプター5
その頃、レイドは、がしゃどくろの燃料補給をしていた。
「激。来るなら来い。」
レイドは、がしゃどくろに乗り込んだ。
「派手にやってやるぜ。がしゃどくろ。破壊プログラム、始動。」
俺は、がしゃどくろを発見した。
「どうやら、奴は、若洲へ向かっているみたいだな。どうする?」
「背後から、ついて行く。」
「しっかり、捕まっていろよ。」
俺は、がしゃどくろの後を追った。
チャプター6
一時間後、俺は、若洲へ辿り着いた。
「それにしても、空を飛ぶとはな。」
「奴は、兵器だ。おかしくはない。」
俺は、アークトマホークを降りて、レイドの元へ向かった。
「クククッ。ここなら、他の異次元も、吹き飛ばせそうだ。」
「そうは、させるか。拳幻衝。」
俺は、レイドに拳を喰らわせた。
「ウワーッ。て、てめえ、何者だ?」
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。レイドヘリッド。
お前を逮捕する。」
「幻衝兵ども、やってしまえ。」
「キエーッ。」
「見た事のない奴らだな。アークソード。」
チャプター7
その時、レイドが不気味に笑った。
「クククッ。掛ったな。」
幻衝兵達は、俺を囲んで取り押さえた。
「がしゃどくろの恐ろしさを見せてやろう。ターゲットロック。全砲撃システムオン。
フルパワー開放。射撃力最大。チャージ完了。五、四、三、二、一。
スケルディザスター。」
がしゃどくろは、狙撃しまくった。
チャプター8
その時、ブレードギラーが空から降りて来て、白い光を放って、打ち消した。
「な、何だ、今の光は?」
俺は、飛び上がって、ブレードギラーを右手に装着した。
「いくぜ、レイド。」
「幻衝兵ども、激を倒せ。」
「キエーッ。」
「力が漲って来る。斬幻衝。」
俺は、幻衝兵達を一瞬で斬り裂いた。
「キエーッ。」
幻衝兵達は、爆発して消え去った。
「連幻衝。乱幻衝。斬幻衝。」
俺は、ブレードギラーで、がしゃどくろを斬りまくった。
「はーっ。アークオブフレア。」
俺は、がしゃどくろに、ブレードギラーを突き刺したまま、幻衝力を放った。
「システムオフだと。そんな馬鹿な。」
がしゃどくろは、大爆発して消滅した。
チャプター9
レイドは、地上に落下した。
「こ、この次は、倒してくれる。」
レイドは、消えるように去って行った。
「ピザでも食べに行くとするか。」
俺は、街の中へ去って行った。
チャプター10
一時間後、滅は、恐魔丸という名の刀を探していた。
「恐魔丸さえあれば、あいつらを呼び出せるな。いくら探しても、見つからぬ。」
滅は、忘れていた事を思い出した。
「恐魔龍を倒してからでないと無理か。」
そこへ、レイドがやって来た。
「恐魔龍なら、マグマの中に居ます。」
「おお、レイド。良く教えてくれた。褒美に私の炊飯ジャーを渡そう。」
滅は、大きな炊飯ジャーを持って来た。
炊飯ジャーは、人型に変化した。
「す、炊飯ジャーが変身した?」
「幻衝怪「鳴り釜」でございます。」
「レイド。私が帰ってくるまで、作戦は、お前に任せる。」
滅は、恐魔龍が居る火山を探しに向かった。
チャプター11
「鳴り釜。お前の必殺技は?」
「スチームブレスです。」
「蓋を開けてするのか?」
「見ます? とても熱いですよ。」
「いや、止めておく。」
鳴り釜は、普通の炊飯ジャーに戻った。
「こいつは、使えそうだ。」
チャプター12
レイドは、一人で反省会を始めた。
「あの時、動かしていれば、勝てたな。俺が臆病だという事か。あの武器には、要注意だな。
破壊力が凄まじかったしな。」
レイドは、コーヒーに片栗粉を入れて、そのまま、一気に飲み干した。
「ぶっ、まずい。入れるのを間違えた。」
レイドは、走りながら、便所へ向かった。
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