第二章:ストーリー1:激の過去
チャプタ―1月虹 激。
彼の仕事は、幻衝怪と呼ばれている怪物を倒す事である。
俺の名は、月虹 激。みんな、久しぶり。
初めての人は、初めまして。
第一章のバシリコックは、強かった。
何てったって、巨大な竜巻に化けたからな。
まあ、何とか倒せたけど、これから、俺が話す内容は、もっと手強い奴らと戦った時の話だ。
あまり強くないのも居たけどな。
俺が追っている者の名は、壊恐 滅。邪悪な幻衝士だ。
第一章で倒したはずなんだけどな。
チャプター2
次の敵の首領は、しゆう。
人間に化けている時の名は、鬼獣 真。
部下に、ラークとシャーサという二人の幻衝怪が居るらしい。
それじゃ、そろそろ話すとするか。
ストーリー、スタート。
ストーリー1:激の過去 チャプター1
俺の名は、月虹 激。
俺の、いや、俺達の過去について話そう。
学生時代に、俺は明一と美佐に初めて出会った。
俺は、席で寝ていた。
「おい、早う、起きんかい。」
「明一か。もう少しだけ許せ。」
「しゃあないな。」
明一は、風船を膨らませた。
「わ、理解った。仕方ないな。」
「お前、まだ、部活に入っとらんかったな。わいと同じ部活にせーい。」
「何で、そうなる?」
「もう、変えられへんで。」
俺は、仕方なく、明一と一緒に、教室を出て走った。
「どんな部活だ?」
「「幻衝術部」や。」
「余計に理解らなくなった。」
「心配せんでも、良え。」
チャプター2
俺達は、ある部屋へ辿り着いた。
「失礼します。」
そこへ、美佐がやって来た。
美佐とは、ここで出会った。
「明一。誰、この人?」
「わいの親友の激や。」
「ふーん。激か。」
「何の部活か教えてくれ。」
「想像して術を放つ事を修得する部活よ。」
チャプター3
そこへ、俺の担任、偶がやって来た。
担任のあだ名は、師匠。
「君が激か。幻衝術を教えてやろう。」
「どうすれば?」
「簡単だ。何かを想像してみろ。」
俺は、犬を想像した。
「犬。」
すると、犬が出現した。
ちなみに、俺は、犬が苦手だ。
「ワンワン。」
「見事だ。さてと、次は。」
チャプター4
そこへ、二人の女子生徒がやって来た。
天衣と烈香だ。
「グランドに、虫人間。」
「芋虫っぽい感じだったよ。」
「幻衝怪「のづち」か。激。明一。美佐。私について来い。」
俺達は、グランドへ向かった。
チャプター5
グランドには、のづちが居た。
「ケケケッ。腐敗にしてくれる。」
「ウワーッ。キャーッ。」
俺達は、グランドへ辿り着いた。
「ここで見ていなさい。」
「理解りました。明一。激。こっちよ。」
俺達は、部屋に隠れた。
偶は、のづちの元へ向かった。
チャプター6
「そこまでだ。幻衝怪のづち。」
「ふっ。ただの人間じゃないな。」
「退幻衝怪師 偶。」
「テンども、やっちまえ。」
「キエーッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
偶は、拳や蹴りで、テン達を一掃した。
「キエーッ。」
「喰らえ。凍幻衝。」
のづちは、凍結を想像して、口から術を吐き出した。
「反幻衝。」
偶は、術を跳ね返した。
「ウワーッ。またな。」
のづちは、地中へと去って行った。
「逃げられたか。今日は、ここで解散だ。」
「意外と早く終わったな。」
チャプター7
「帰るで。またな。」
「激。じゃあね。」
明一と美佐は、下校した。
俺は、家へ帰って、ピザを食べてから、ベッドへダイブした。
チャプター8
一週間後。
俺は、屋上近くの階段に座っていた。
「幻衝怪か。図書室にでも行ってみるか。」
俺は、図書室へ向かった。
そこで、俺は、裂に出会った。
「激。俺と友達になってくれ。」
「良いけど、何で、俺?」
「気にするな。何しに来た?」
「幻衝怪を調べに。」
「何だ、その幻何とかって?」
「幻衝怪だ。」
「ああ。あの怪人か。でも、それに関係した書物は、一つも無かったぞ?」
「そうか。仕方ない。」
チャプター9
その頃、偶は、のづちと戦っていた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「俺の術を避けるな。クククッ。」
「のづち。わざとはずしたな。」
「街を破壊した方が面白いからさ。」
「お前を斬って進ぜよう。」
「ふざけるな。地幻衝。」
のづちは、揺れを想像して術を放った。
「ウワーッ。くっ。アークランサー。」
偶は、アークランサーを構えた。
「持ち応えただと?」
「斬幻衝。アークリヴァイディング。」
偶は、のづちを一刀両断した。
「ギャーッ。」
のづちは、爆発して消え去った。
チャプター10
そこへ、レイドがやって来た。
「また、あんたか。よくやるぜ。」
「幻衝怪は、私が倒す。」
「ほう、このレイド様の術を見せてやる。はーっ。巨幻衝。」
レイドは、のづちを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。アークジラフ。」
偶は、アークジラフを召喚した。
「任せておいて。はーっ。」
アークジラフは、のづちに頭突きを喰らわせてから、投げ飛ばした。
「ウワーッ。固めてくれる。凍幻衝。」
のづちは、凍結を想像して、口から術を吐き出したが、アークジラフには、効かなかった。
「アークショックランサー。」
アークジラフは、のづちを浄化した。
「ギャーッ。」
のづちは、爆発して消え去った。
「今回は、ここまでだ。」
レイドは、消えるように去って行った。
チャプター11
ここは、滅の居るビル「キエーレビル」の七階である。
「レイド。また、失敗か。まあ、良い。次の幻衝怪「手の目」を召喚しておいた。」
「この手の目にお任せを。」
「こいつは、手にある目から、幻衝光線を放つ事が出来る。」
「次は、成功させます。」
「そうか。それじゃ、休憩してから、行って来い。クククッ。」
滅は、笑いながら、去って行った。
チャプター12
学校の図書室。
俺は、裂と幻衝怪の話をしていた。
「これが、のづちか。」
「激。次のページを見てみようぜ。」
俺は、次のページをめくった。
「手の目。目から光線らしき物を放つ。」
「いろんな幻衝怪が居るんだな。」
「ああ。でも、これ、空想だろう?」
「空想の世界の怪人が何で、この街に?」
チャプター13
そこへ、レイドがやって来た。
「誰だ、お前は?」
「レイドヘリッド。」
俺が、レイドに初めて出会ったのは、この時で、今は、あまり思い出したくはない。
「これ以上、探るな。どうなっても知らんぞ。人間ども。クククッ。」
「何が言いたい?」
「警告だ。じゃあな。」
レイドは、消えるように去って行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます