第11話:恐怖の刃
チャプタ―1
俺は、パトカーに乗って、街の中を巡回をしていた。
「何も起きていないみたいだな。」
そこへ、幻衝怪「てっそ」がやって来て、パトカーを鎌で壊し始めた。
「クククッ。みんな砕いてやる。」
「ウワーッ。いきなり、何をする?」
「さっさと出て来い。」
俺は、パトカーを降りた。
「お前は、何者だ?」
「我が名は、てっそ。破斬 照様の命令により、貴様を消す。溶幻衝。」
てっそは、マグマを想像して術を放った。
「ウワーッ。何て、熱さだ。氷幻衝。」
俺は、氷を想像して術を放ったが、てっその体は、常に攻撃魔法や術を跳ね返せるので、反射した。
「ウワーッ。それなら、アークソード。」
俺は、てっそに突撃した。
「馬鹿め。剣の腕前は、私の方が上だ。」
てっそは、俺を鎌で斬り裂いた。
「ウワーッ。くっ。アークバルカン。」
俺は、アークバルカンを構えた。
「アークライトニング。」
俺は、てっそを狙撃した。
「待っていたぜ。この時を。」
チャプター2
俺は、パトカーに乗って、街の中を巡回をしていた。
「何も起きていないみたいだな。」
そこへ、幻衝怪「てっそ」がやって来て、パトカーを鎌で壊し始めた。
「クククッ。みんな砕いてやる。」
「ウワーッ。いきなり、何をする?」
「さっさと出て来い。」
俺は、パトカーを降りた。
「お前は、何者だ?」
「我が名は、てっそ。破斬 照様の命令により、貴様を消す。溶幻衝。」
てっそは、マグマを想像して術を放った。
「ウワーッ。何て、熱さだ。氷幻衝。」
俺は、氷を想像して術を放ったが、てっその体は、常に攻撃魔法や術を跳ね返せるので、反射した。
「ウワーッ。それなら、アークソード。」
俺は、てっそに突撃した。
「馬鹿め。剣の腕前は、私の方が上だ。」
てっそは、俺を鎌で斬り裂いた。
「ウワーッ。くっ。アークバルカン。」
俺は、アークバルカンを構えた。
「アークライトニング。」
俺は、てっそを狙撃した。
「待っていたぜ。この時を。」
チャプター3
そこへ、師匠と明一と美佐がやって来た。
「まだ、息は、ある。」
「良かった。お前の仕業ね。」
「わい達が相手や。いくで。」
「良いだろう。さあ、掛って来い。」
「明一。美佐。気持ちは理解るが、今は、激を助けるのが先だ。」
「わ、理解りました。明一。運ぶわよ。」
「おっしゃー。わい一人で運んだる。」
「逃がさんぞ。炎幻衝。」
てっそは、炎を想像して術を放った。
師匠は、その術を五鈷杵で防いだ。
「今のうちに、行きなさい。」
明一と美佐は、俺をパトカーに乗せて、病院へと向かった。
チャプター4
その頃、照は、滅に電話をしていた。
「滅先生。もう、私には、部下が一人しか居ません。」
「仕方がない。私の部下のレイドと幻衝怪「水虎」を無料で貸してやろう。」
「ありがとうございます。」
「気にするな。それに、私は、一週間後、他の国へ行く。ちょっとした旅行だ。」
「ふっ。話せるような場所ではない。それに、言ったら、私も殺されてしまう。」
「何故、そのような場所へ?」
「内容については、語れない。知ったとしても何の価値もないぞ。」
「理解りました。後の事は、この私、破斬 照こと幻衝怪「バシリコック」にお任せを。」
滅は、電話を切った。
「レイド。照に協力してやってくれ。」
「了解しました。それでは。」
レイドは、地下鉄のホームへ向かった。
チャプター5
「照様の居る場所へ行くには?と。」
レイドは、携帯で照のサイトへとアクセスした。
「ここか、でも、破斬 照駅なんて、あったっけ?」
レイドは、東京駅へ辿り着いた。
「駅員の人にでも、聞いてみるか?」
レイドは、駅員に話し掛けた。
「済いません。破斬 照駅に行きたいのですが、良く理解らなくて。」
「破斬 照駅という地下鉄で行けますよ。地下十階にホームが在ります。」
「ありがとうございます。それじゃ、行って来ます。」
レイドは、エレベーターに乗って、地下十階へ向かった。
チャプター6
その頃、俺は、目を覚ました。
「ここは、何処だ?」
「病院よ。明一と二人で運んで来たの。」
「てっそは、どうなったんだ?」
「そいつなら、今、師匠と戦っておるで。」
「明一。美佐。パトカーでそこへ向かうぞ。」
「いくらなんでも、その体じゃ無理よ。」
「正気か?」
「ああ。お前達が止めても俺は、行く。」
「それじゃ、行きましょう。」
「わいも一緒に行ったる。」
チャプター7
そこへ、レイドのクローンと十体ものテンがやって来た。
「この先へは、行かせんぞ。」
「キエーッ。」
「激。ここは、わい達が食い止めたるから、早う行け。」
俺は、パトカーに乗って、てっそが居る場所へ向かった。
チャプター8
その頃、師匠は、アークランサーで、てっそと戦っていた。
「てっそ。決着を付けるぞ。」
「お前ごときに何が出来る?」
「出来るさ。斬幻衝。アークリヴァイディング。」
師匠は、てっそを一刀両断した。
「クククッ。バカめ。それで、この俺を倒したつもりか?」
「そんな事は、理解っている。でも、これでもう反射は、出来なくなっているはずだ。」
「お、おのれ。よくも俺の結界を。あの技で、消し去ってくれる。てっそブラスター。」
てっそは、師匠を貫通し、突破した。
「てっそ。俺なら後ろに居る。全幻衝。」
師匠は、大宇宙を想像して術を放った。
「ウワーッ。くっ。幻衝怪「水虎」。後は、頼んだぞ。召幻衝。」
てっそは、水虎を召喚した後、爆発して消え去った。
「グオーッ。」
チャプター9
俺は、水虎の目の前に辿り着いた。
「何だ、この巨大な足は?」
水虎は、パトカーを踏み付けた。
「ウワーッ。召幻衝。アークテリオン。」
俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。
「アークモード。」
俺は、アークテリオンを人型に変形させた。
チャプター10
「アークフリート見参。」
「グオーッ。」
水虎は、口から水のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。剣幻衝。アークシミター。」
アークフリートは、アークシミターを手に取った。
「いくぜ。斬幻衝。フリートスライザー。」
アークフリートは、水虎を一刀両断したが、すぐに蘇生した。
「どうなっているんだ?」
「激。狙幻衝と叫んで、その後に必殺技を叫んでみてくれ。」
「出来るのか?」
「私を信じろ。」
「今度こそ、止めだ。狙幻衝。アークスパークインフェルノ。」
アークフリートは、アークレイとアークスパークと言う名の重火器で、水虎を集中射撃しまくった。
「グウーッ。」
水虎は、爆発して消え去った。
チャプター11
その頃、レイドは、照のオフィスへ辿り着いた。
「ここが、オフィスか。随分、狭いな。」
レイドは、机の上の紙を見て読んだ。
「レイド。済まない。捜さないでくれ。それに、もうすぐ、私は、消される。親友のお前を巻き込みたくないのさ。
じゃあな。」
「照様は、俺の事を?」
チャプター12
そこへ、明一と美佐がやって来た。
「お前達、どうして、ここが理解った?」
「レイドクローンを追ってたら、ここに着いたの。」
「レイド。もう逃げられへんぞ。」
「ふっ。私のクローンも、そこまでの力という事か。だが、まだ、捕まる訳には、いかないのさ。」
レイドは、オフィスの窓から、ガラスを割って飛び降りた。
「逃がしてたまるか。」
明一と美佐は、レイドの後を追った。
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