マイクラ世界で街づくり!  6日目 大洞窟の中は  

今日は大洞窟を攻略すると決めていたので、起きて1番、地下に向かった。

この洞窟は、いつ見ても大きい。

2人一組のペアを決め、攻撃、採掘を分担する。

僕はシモがペアだ。

それが決まると、僕らは洞窟内に飛び出した。

サヤが作ってくれた足場を頼りに、下へ降りる。

シモはせっせと鉄を掘り始めた。

骸骨弓兵スケルトンが弓を引いているのを見て、僕は即座に盾を構えた。

シモにも警告し、矢を1発はじいたところで、スケルトンに向かっていく。

剣で1激を決め、もう1激を叩き込もうとしたところで、矢を食らった。

矢を1発はじき返し、スッカスカの体に返す。

追加でもう1発叩き込むと、後ろから腐った腕のパンチを食らった。

スケルトン矢を防ぎ腐った死体ゾンビにも1発お返しする。

しかし、スケルトンにもう1発食らってしまった。

そこへ、タカトが加勢してくれた。

タカトは1発でスケルトンをなぎ倒し、素早く2激目をゾンビにお見舞いする。

1度下がってパンチをかわし、とどめを刺す。

建築勢の僕には、とてもまねできない大技だ。

しかし、見とれている場合ではなかった。

シュー。

PVP勢が爆発物クリーパーに即座に1発叩き込む。

ノックバックしたのを見計らい、さらにもう1発。

僕もすぐに振り向き、ゾンビを1体処理。

すると、猛烈な吐き気に襲われた。

毒だ。

振り返り、すぐに魔女ウィッチの姿を探す。

やはり、そこには無表情でポーションを投げつけてくる面倒臭いやつの姿があった。

ポーション系は防具貫通だし、盾も意味がない。

ヒット&アウェイだと回復される。

どう攻めるかなと考えていると、すぐにタカトが飛び出した。

なぐる、なぐる、なぐる。毒を喰らっても、なぐる。

ガシャン。

嫌な音を立てタカトの剣が壊れた。

しかし、壊れたことに気づいていないように、なぐる、なぐる、なぐる。

しゃーなく剣を渡し、自分はこの場を離れた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る