■menu18:「R15指定:夫と私の秘密の時間」
「母ちゃん、寝たよな・・・?」
「え、ええ・・・」
いつにない、夫の真剣な眼差しに私は少し、緊張した。
お風呂も入り、髪を乾かせている後ろから鏡越しに私を見つめている。
今日は「電動草刈り機」を買ってもらったお礼に。
私の方から、サービスしようと思っていたのに。
なのに。
夫は私を抱きかかえると、ベッドの上まで運ぶのだった。
流石。
毎日の重労働で鍛えた身体。
軽々と私を御姫様抱っこ。
私は彼の意外な逞しさにジュンとしてしまった。
「あぁ・・・だ、だめぇ・・・・」
夫の膝の上で私はなすがままに声を出していた。
「フフッ・・・」
夫は余裕ある微笑みで口元を綻ばせている。
「も、もう・・・」
「もう・・・どうして欲しいの?」
意地悪な問いに。
私は涙を滲ませ、夫を見つめるしかない。
「しょうがないなぁ・・・」
夫はからかう様に私の耳元で囁く。
「じゃあ・・・これで・・・フィニッシュ・・・」
「ああぁっー・・・・」
同時に声を出す私は本当に恥ずかしく思ったのだ。
夫の腰をギュッとして、ヒクヒクと痙攣している。
「フフフッ・・・」
夫は楽しそうに私の瞳を覗きこむようにして、指先をかざすのだった。
「ほうら・・・こんなに・・・」
私の顔が真っ赤になっているのを楽しんでいる。
「いっぱい・・・」
「もう・・意地悪っ・・・・」
私は夫の腰を目一杯、つねる。
「いててて・・・・」
嬉しそうに声を出す夫が愛おしい。
「たまってたんだな・・・」
「ばか・・・・」
二人の会話が深夜の時間に溶け込んでいく。
義母には知られたくない、秘密の時間。
「大きな耳垢・・・」
「ばか・・・」
私はもう一度、呟いて。
夫をギュッとした。
※※※※※※※※※※※※※※※
ハイッ~!
カット~!(≧o≦)
良い子は寝る時間。
勘違いしちゃあ・・・。
ダメだよぉ!(^o^)
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