ドラゴンキラーの俺が体を乗っ取られやり直し!?スキル0、借金まみれの人生録。
無名乃(活動停止)
①
俺は少し前までは最高難易度のドラゴンを討伐した者しか入れない特殊な酒場の“専属”の“ドラゴンキラー”だった。
だが今は――城塞を守る一人。
前のような豪華なスキルも能力もない。
頑丈な防具も武器さえも。
俺は木で出来た今にも折れそうな槍を構え、城塞に迫るモンスターに向け俺は掛ける。地を蹴り、高く飛び上がり、重力を味方につけ降下。
「はぁぁぁっくたばれ!!」
二足歩行のトカゲのようなモンスター。リザードマンの頭に穂が深々と刺さるや死体を踏みつけ槍を引き抜く。
「ふうっ……さて次は――」
殺気にニヤリとおれは笑みを浮かべ、目を向け構える。目の前には数えきれないほどのモンスター。
「へへっこいよ。喰らってやる」
今あるのは少し前の経験と知識。
そして、バカみたいな借金だ。
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