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  • 1+2への応援コメント

    音楽の描写が素晴らしく美しい幻想譚でした。

    作者からの返信

    レビュー、コメントありがとうございます!
    このお話は勝手放題にその時の気分で書いてしまいましたが、お楽しみいただけて良かったです。
    音楽描写は趣味みたいなものですので、書き続けることで腕を磨いていきたいと思います。

  • 1への応援コメント

    二度読みました。ラストがゾクゾクしてほんとうに怖かったです。

  • 1+2への応援コメント

    小此木センウさま、これ、本当にイタズラだらけかも!やりたい放題、書きたい放題で遊んでいるような。こういうのを「ペダンチズム」というのですね?なんぼなんでもやり過ぎやろ、とツッコマせていただきたくなりました。今度音楽ものを書かれるときは友未の好きなシベリウスとディーリアスも登場させて下さい。ですが「他我問題」のテーマがあって、とても読み応えがありました。特に「1」でヤブカンゾウが切り取られてしまう場面は衝撃的で、「綺麗」だから「嫌い」というのが二重の驚きでした。
    小此木さまのイタズラに翻弄されてしまっているような気のする部分について、二箇所ほどお尋ね致します。
    1.「1」の最初から二番目の文章「特に夏場は … 」に読点がないのは故意でしょうか?
    2.「1+2」の「結局四時から八時過ぎまで … 」から10行くらいの間の視点の錯綜は何かの実験ですか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    本作は私としては珍しくプロットなしで書きましたので、特に後半は好き放題です(笑)

    ディーリアスは有名な「春初めてのカッコウを聴いて」や「楽園への道」意外あまり聴いていなかったので、今度もう少し聴いてみますね。
    シベリウスは私も大好きです。ベリルンド盤は3種全部持ってますよ。特に第五、第六交響曲が好きです。友未様は七番ということで、完成形ですね。

    さてご質問の1の方は、最初普通に読点をつけていたんですが取ってしまいました。主人公二人はあまり合理的な思考をしないということの表現と、この話は読みづらいですよーという意思表示のつもりです。

    2については、一文ごとに視点が移動するようにしてみました。これも最初は、ラストまでずっとそれで書いていたんですが、さすがに意味不明になりすぎたので、その後の二人の箇所は切り分けました。ここについては中途半端になってしまい、後悔の残るところです……

    編集済

  • 編集済

    1+2への応援コメント

     文章全体の醸し出す雰囲気がそこはかとなく心地よいです。
     純文としての評価はどうなのか、とか、他我問題が、などの話には、私は触れかねますが、結構キツい隔絶を見せた出会いを経て、コンサート会場での再会で急速に距離を縮める二人の関係が、見ていてとても微笑ましい、というか、羨ましい。いわば、二人の人間の出会いでいちばんワクワクする瞬間だけを切り取って、瑞々しい短編に仕上げた作品、と言えましょうか。
     クラシックネタに関しては、一行ごとに(彼女たちに交じり合う形で)何か書きたい気もするのですがそれは自重しまして 笑、鉄腕なんとかが寂しがってる、という表現は、小此木さんのオリジナルでしょうか? 確かにワンフレーズ丸ごとなところがありますね……正直、そっちのネタで楽しませてもらった部分が半分以上でした。やや読者を選んでしまうのではないかとも思う一方で、クラシックネタでも最近はこれぐらいやらないとペダンチズムにはならないでしょうし。
     ひとつだけ、最後の、悲愴の終楽章に乗って、というくだりだけは「ん?」という印象でした。第一でなく、第二主題のメロディーでしょうかね? であれば、泥濘からストラヴィが湧くというイメージも、まあ共有できるのですが。

    作者からの返信

    丁寧なコメント、ありがとうございます。
    この二人は分かり合っているようで分かり合っておらず、それでいて意外と同じ方を向いているという関係で、人間の出会いとか友人とか恋人とはそんなものなんではないかというつもりで書きました。好意的に受け止めていただけて良かったです。

    クラシックに関してはペダンチックというか書きたいことを書き殴っているだけで汗顔の至りです。実体験半分、空想半分で書いていますが、一つ言えるのは松村禎三のピアノ協奏曲第二番は是非お薦めということです!
    鉄腕については大昔にFMの番組でそんなことを言っていたような気がするのですがちょっとよく覚えていません。でも日本人ならそう感じる方が多いのではないでしょうか。
    チャイコフスキーは、私は悲愴の終楽章を聴くといつもザ・ロシアという感じがして、ナポレオン軍もドイツ軍も敵うわけないなと思ってしまいます。この辺は捉え方の違いでしょうか(笑)