第5話 夏の古本まつり
今年の八月一一日(木)~一六日(火)まで下鴨神社糺の森で、「第三五回下鴨納涼古本まつり」(要するに古本の野外即売会です)が開かれました。京都を中心とした近畿地方などの古書店約二〇店舗が一堂に会し、約八〇万冊の本が並ぶといいます。
私、一三日の土曜日に行ってきました。
朝の七時に家を出て、車で約二時間、御池の市営駐車場に車を停めて、河原町三条から市バスの二〇五系統で下鴨神社まで。
一〇時オープン。
私は店の回り方も決まっていて、南側から北側へ一往復するのですが、往路でめぼしい本に目をつけて、復路で買うという作戦です。
なんだか普段より、人文関係の専門書は少ない感じがしました。
それでも、岩波文庫や講談社学術文庫の品切本、平凡社東洋文庫、教養文庫(今はもう無いレーベルです)などに目をつけ、会場を二時間ほど歩いていました。
私は外をジョギングしたり散歩したりする趣味はありませんが、餌があればそれなりに歩きます。この場合、餌は本。
そして、午前中の会場の暑さはまだ耐えられました。会場は木陰ですしね。
昼間に河原町三条まで戻ろうとしたら、もういけません。
市バスが来ない。コロナのせいで本数減ってる?
結局、一本やり過ごし二〇分くらい待ってから、満員バスに乗りました。
車内で隣に立っていた若い小柄な女性と濃厚接触ですわ。
古本まつりは年三回行われます(コロナ禍で中止の時もあり)。普段は古本に馴染みがないという人も、ふらりと立ち寄ってみられたらよいかもしれません。ちなみにこの日、私は文庫本を八冊買いました。
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