素敵な花束をありがとう
宮瀧トモ菌
すてきなはなたばをありがとう
例えば、コンビニに行った時。
いつものスイーツが売り切れていたけれど
なぜなら満足していたから。
初めてのアップルパイも
そんな新発見に、
例えば、
なぜなら満足していたから。
遊びにお金を
そんな生活に、
例えば、誕生日を
家族からの連絡しかなかったけれど
なぜなら満足していたから。
恋人を想像したことはあったけれど
気楽な
そんな
例えば、父が
なぜなら満足していたから。
父は
共に過ごした時間はいつも胸の中にあった。
そんな思い出に、
例えば、
とっても痛くて怖かったけれど
なぜなら満足していたから。
あまりに
そんな生き方に、
例えば、事件がニュースで流れた時。
なぜなら満足していたから。
これまでに
そんな人生に、
そう、
お
素敵な花束をありがとう。
それじゃあ、さようなら。
素敵な花束をありがとう 宮瀧トモ菌 @Tomkin2525
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます