第23話 生徒会、渋々加入決定
「おはようございますー」
校門前で、会長たちが待ってくれていた。俺たち3人は駆け足で、校門まで走る。
「さて。行こうか!」
会長が校門を開けると、俺たちが行った場所は生徒会室ーーではなく、学校の校長先生や教頭先生など、地位が高い人たちが使う会議室だった。
「会長、ここって?」
「ああ、まずこれが特権1つ目だ。この会議室を使ってもいいらしい。ただし、先生方が優先されるけどね」
「へ、へぇー」
「広ーい!さすがうちのところは太っ腹だねー!」
副会長がすごくはしゃいでいた。確かに、椅子もフカフカそうだし、会議テーブルも円形ですごく大きい。しかも、極めつけに黒板ではなくプロジェクター。立体映像フォンなどで動画や写真を映すことができる。
「あの、残ってた仕事は?」
すると、会長は澄ました顔で言った。
「それなら、僕とジェンナが昨日全部終わらせたよ」
この人、できる人だ…と感心していたら会長にきちんと釘をさされる。
「ところで、3人はどうするんだい?」
「俺たちは加入しようかと思ってます」
「私も…できる仕事の量は少ないと思いますが、よければ」
「ありがとう!これからもよろしく!」
「「お願いします」」
改めて敬礼をすると、先に会議室に入った副会長とアリシアも会長に呼び戻されて、みんな椅子に座った。
同時に、会長が立ち上がって話し始める。
「さて、ここに呼んだ理由は主に2つ。一つ目が、僕らが最近ずっと頑張って終わらせたあの大変な作業の見返りとしてもらえる数々の生徒会特権の説明と、来週にある東西の王立学園交流戦についてだ。まず、交流戦についての話をしよう」
王立学園は主に東西の二校があり、毎年交流を深めるためにさまざまなイベントが行われる。そのうち一つが交流戦というわけだ。
ちなみに、俺たちは東側だ。
会長がプロジェクターの電源をつけると、手の凝ったスライドが映し出される。
「それじゃ、今から説明をしていこう。数々の生徒会特権と、交流戦、さらに交流戦での生徒会特権について」
スライドの枚数は80にも及び、たくさんの楽しそうなものから大変そうなものまで、俺たち全員が目を輝かせたのだった。
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今日私はカクヨムの便利さを知ってしまった…
予約投稿で分単位で設定できるんですね!
おかげで現在時刻21時ごろですよ(笑)
というわけで、話題もなにもないので
小説のフォロー、さらに1つでもいいので★をつけてくれると作者のモチベーションが上がるかも!?よろしくお願いします!
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