第357話 それぞれの切り札
357
「コケーッ。貴方たちが不幸だったからといって、他人を不幸にする資格なんてありませんのよ。桃太さん、……いえ、我が最愛の執事を助けるためにも、今度こそ終わりにしましょう。〝
赤い髪を
「う、嘘だろ。〝
異形化して両腕をカマキリの如き刃に変えた痩せ男、
「
〝
「詠ちゃんには負けていられないサメ。桃太おにーさんの力になるんだサメ。ウルトラサメアッパーッ!」
紗雨は、着ぐるみのスリットから伸びた白い足で踊るように踏み込み、水柱を立てながらジャンプするカエル飛びアッパーカットで、郅屋の
「無念っ。
西暦二〇X二年八月一二日午後。
太陽が西に傾き、黄金色の輝きが谷を覆う頃。
冒険者パーティ〝
「フハ、アハハ!
「賈南さん、その情報いる?」
「「いる! 説得力が違う!!」」
「ひどっ」
額に十字傷を刻まれた少年、
「さあ索井と郅屋を倒し、お膳立ては整えたぞ。
「乂、やるぞ」
「目にもの見せてやろうぜ、相棒」
「ニャー」
――――――――――
あとがき
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