第28話 A氏 2022年6月15日 13:06

あ、行き詰まり感について一つ忘れてました。


カクヨム短編賞です。

最初の年は5作品中間突破できたのに、次の年は1作品だけ。

その次と次は0でした。


これが行き詰まり感。


これ、何だろうかねえ。

☆のハードルが上がったか。単に、私の作品が面白くなくなったのか。色々考えました。


一つだけ思い浮かんだことがあります。

それは、短編SFで好まれる傾向というのはあって、それは社会問題とか環境問題とか、生命倫理とか、そういうのをSF視点で掘り下げたり新しい視点を与えたりするのがウケるようです。


例えば、アンドロイドを登場させたら、めちゃくちゃ強くて敵をバッタバッタなぎ倒してああ爽快! みたいなのはダメ。

AIにも感情があるのかとか恋愛は可能かとか、AIなのに人間以上に自己進化していくとか、AIに支配される未来になってしまうとか、人類滅亡するとか、滅亡した後の話とか、SFならではの飛躍で考えさせられるような作品ですよ。


多分そうです。

エンタメ的な爽快感よりもそっちのテーマ性が求められている感じですねぇ。


私はどちらかというと、エンタメ系に振り切っている作風なので、SFジャンルの中では逆に厳しいのかもしれません。


以上は個人の感想でして、短編SFの括りでという話。長編だとVRMMOとかのゲーム系がSFジャンルでも席巻してるようです。


それでは「蒼天の覇者」についてです。

これ「ライムグリーンと共に」でネタバレしちゃってる訳ですがww


更にここでもネタバレしますね。


先ず、VRMMOっぽい世界からスタートします。

ミリタリーで戦闘機モノのゲーム内世界で戦うんですね。


今までVRMMOは手を付けてなかったんですけど、今回はそれっぽい世界観から始まるというものです。


侵略者に抗う……というのも良くある話ではあります。

宇宙規模だと、宇宙戦艦ヤマトみたいな異星人に攻め込まれて滅亡寸前みたいな奴はありがちなんですが、「蒼天の覇者」では宇宙の裏側から未知の意識体が進入してくるのを阻止すべく戦っている事になっています。規模が大きすぎてどんなんじゃあ!って感じではありますが、やや突飛ではありますが最大規模の世界観でしょうww


そして、お話は何故かレシプロ戦闘機が中心となっています。

ここで、昔の戦闘機に関するウンチクを盛大に披露するという大冒険もしていますし、当時は出来なかった改造や改良を施して機体を高性能化するとか、まあ、超マニアックなお話となっております。


いささか風呂敷を広げ過ぎたような気もしますが、この位がちょうどいいのではなかと思っています。


後は、主人公たちが戦う理由や真の敵、世界の構造などの謎に迫っていく物語でもありまして、そんなこんなで、今までとは全然違うパターンになっております。


この、脳内プロットがちゃんと書き上がるかどうかは不明ですがww

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