剣聖と剣姫の日々

@agisai469

第1話 昼寝




「くあぁ...。よく寝たぁ〜。」





俺はポカポカとした日差しの中、目を覚ました。

懐中時計で時間を確認し、もうそろそろで隣で眠る

銀髪の少女の好きなおやつの時間であることを確認

すると、


「おい、シャル。起きろって。そろそろ俺も腕を

動かしたいんだけど...。」



「うぅー...。まだいける...。レーヴの腕はこんな

もんじゃない...。」



「お前にそんなことわかんないだろ...。ほら、

もうすぐでお前の好きなおやつの時間だろ。

いい加減起きなさい。」


彼女はゆっくり体を起こしながら、


「んん…。もうそんな時間?私たち何時間ぐらい

寝てた?」



「昼ごはんを食べてすぐ寝たから、だいたい

2時間ぐらいだろ。ほら、行くぞ。

今日はせっかくの休日なんだから楽しもうぜ。」


彼女はゆっくりと立ち上がり、


「早く行こ。美味しいケーキたちが私を待ってる。」


そうして先を行く少女を眺めながら俺はしみじみ

と思うのだった。


この平和が続けばいいのになぁ...。

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