イタリア戦線
イタリア降伏に伴いエマヌエーレ3世は退位。
本人は退位を拒んでいた上に王党派も分裂したが、今では溝が出来ているとはいえムッソリーニを任命したのはエマヌエーレ3世である。
連合国とのパイプを持つベルギー出身のマリーア王妃と王室存続を願う王党派が結び付いた時点で結果は見えていた。
だが王妃の夫ウンベルト2世が後を継いでも国内の戦いは終わらず、就任後の第一報はドイツ空軍の攻撃によりインペロが沈没したという物だった。
悪いニュースは続く物で、数日と経たぬ内にムッソリーニがドイツに誘拐されてしまう。
翌11月には北部でサロ政権が成立したが首班のムッソリーニは胃癌に冒されており、事実上ナチス・ドイツの傀儡であった。
国が分裂した後、連合軍とドイツ軍がアンツィオで激突。
5ヶ月に渡る死闘の末、ローマを解放した連合軍は更に犠牲を払いながら北上する事になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます