1章人生が狂い始める
1話襲撃
001
村の誰かが「逃げろー」と叫んだ私リーターは、そのヒョウキィーとフリッジと3人でボール遊びをしていた。
村が襲われた時の事は、あまり覚えていない。自分は一緒に、遊んでいたヒョウキィーとフリッジと一緒に、集落の周りの森の中にある洞窟の中に隠れて3人で一晩を過ごした。
翌日、自分たちのいた集落に戻ったがみんな殺され昨日まで一緒に暮らしていたお父さんやお母さんそして、昨日まで一緒に遊んでいた友達は皆死体となって、集落の所々に転がっていた。昨日まで暮らしていた村は、一晩にして焼き払われ跡形もなくなってしまった。
ヒョウキィーとフリッジは他の村にいるそれぞれの親戚に引き取られたが自分だけは親戚が居らず王都にある孤児院に引き取られた。
しばらくして自分たちを襲った悲劇の詳細を聞いた。
近くに拠点を構える山賊たちが近くの街道で物を略奪できなくなった為に近くにあった自分たちの集落を襲ったのだと聞きその後集落を襲った山賊たちのほとんどは王都軍が捕まえたというところまで聞いた自分はヒョウキィーやフリッジたちがどうなったかを聞いたが孤児院の職員は途中で行方不明になってしまったと聞かされた。
ヒョウキィーとフリッジの居ない孤児院はつまらなかったが自分がいつか世界のどこかに居るヒョウキィーやフリッジを助けるために来る日も来る日も剣術を鍛え始めた。
~とある帝国の軍議で~
「これで今月集落が襲われたのは2つ目だ王都軍司令官どうなっているのだ」
「総軍司令官殿へ報告いたします。 国の真ん中を通るインファン街道の近くの洞窟より魔物があふれておりそのため、インファン街道を通る行商人の数が激減しています。行商人が少なくなったために、山賊達が略奪を出来ずに近くの集落を襲っているものだと考えております」
「王都軍司令官ご苦労であった。対魔物軍司令官、インファン街道付近の魔物はどのぐらいなのだ」
「報告いたします。偵察部隊からの報告ではランクはF~Cとばらけておそり総数は約50~200程と思われます」
「対魔物軍としての意見を聞きたい。対魔物司令官は、どのくらいの兵力で制圧ができるか?」
「約2000と勇者様で討伐できます」
「分かった。インファン街道の魔物制圧は、対魔物軍2000と勇者様にする。勇者様に伝えおいてくれ但し絶対に勇者様は帰還させよ。出立の日時は、明日とする」
「分かりました。」
対魔物司令官は長い廊下の闇に消えていった。
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