三大怪物と蒼き鳥の雷羽
さちほこ
第1話 ビリビリとふわふわ
暗い夜に浮かぶ月。当たり前の夜の光景とは、無縁の世界があった。
その世界は、すっかり街を包んでしまっている。
「───!」
嵐と雨の中、二つの影がぶつかり合う。
ある時は伸びる爪の影が振り下ろされ…
またある時は、眩い光が周囲を焦がす。
「グルルル…」
闇に紛れ、二者は組み合う。
貪欲に爪を立て、牙を剥く。
雷の如くに人の地を割り、爪を刻む。
鈍き音と声が雨に紛れて、溶ける。
「──────!!」
それもやがて、鳥が齎す稲妻に引き離される。
「ワォォン…!」
雨に風に吹き付けられ、獣は追う。嵐を従える蒼き翼を。
風巻と雷鳴の喧騒に紛れ、争うものは姿を消す。
やがて日が覗く頃には、起きた戦いを知るものはいない。
それはまるで明けの元に姿を見せぬが如く。
* * *
激しき空からの雨飛沫。
それが去った後の街並みには、明るい朝がやってきた。
ジャパリパークに存在する居住区もまた、例外なく柔らかな光を受けとっていた。
「うーんっ!爽やかな朝…って感じ!」
「雨の爪痕で蒸し蒸ししてますけどね」
「雨は空気のゴミを全部洗ってくれるのよ。だからこうして雨上がりの空は綺麗になるわけ」
「よくできているんですねえ」
「雨上がりは風情があって好きよ。それに朝だもの!今日は何かいいことが起きそうな…」
そう考え庭へ続く窓を開けたのも束の間だった。
小綺麗に整えられた屋外、バーベキューなどを行うための広場のど真ん中に大きな落雷の跡が残っていたのだ。
「う…うわーーっ!?黒焦げじゃないの!?」
「あーあー、見事に落雷の後じゃないですかー」
慌てたように近寄った瑠奈の目に、一つの落とし物が飛び込んでくる。
青色の、輝かしい鳥の羽のようだった。
「これって…」
触れようとした途端、ビリビリとした衝撃が彼女に走る。
「きゃあ?!」
「ルナ!」
「これっ、電気のエネルギーでいっぱいよ!」
その蒼い鳥の羽に攻めあぐねている瑠奈に、トウゾクカモメが面目躍如と言わんばかりに躍り出る。
「おやおや取れませんか。それじゃあこれは責任持ってワタシが預かっときますね〜?」
「あっバカ!無闇に触ると…」
今度はガッツリ握り込んだトウゾクカモメにも電撃が走るのだった。
先ほどよりも大きな反応で、周囲にプラズムが少し撒き散らされていった。
「グェーーー!?」
「だからいわんこっちゃない!!」
「い、いてえ…これじゃあゲットできませんよ。どうするんですか!」
「ゴムの手袋と袋探してくる!」
どたどたと大急ぎで屋内に戻る少女。
トウゾクカモメは尚も青い羽を狙っていたが、そこに一つ大きなものが目に写った。
「ん…あれは?」
庭の奥に見えた大きな影。
影の近くにまで駆け寄っていくと、眠ったように転がっている主がいるではないか。
「フレンズ!気絶してますね…おおい!大丈夫ですか!」
青暗い毛のオオカミは返答がない。
かろうじて反応は見せるが、力を使い果たしてしまっているようだった。
どたどたと小さな足音が近づく音に、翼が反応した。
「お待たせ!って、ウェアウルフ!?」
「知り合いなんですか?」
「うん!ちょっと待ってて。これとったら一緒に…」
「ふぎゃばばばばばばばば?!」
「ちょ、絶縁できてないじゃないですか?!」
「ご、ゴムが効いてな…まだしびれるう…」
「だ、大丈夫ですか、痛みは!」
「い、いたみじゃないの。ビリビリと衝撃だけ身体に…」
「しばらくあれは放置ですね…」
「そ、そうね…いま優先すべきは、あの子だよ」
一旦、青い羽を諦め、二人係でオオカミのフレンズを背負う。
安全なベランダまで連れて行こうと言うのだ。
「頑張って、…うああああまだ痺れが…」
「分かりましたから!ほらもう!」
少女は目の前で起きた事件を前に対応に追われる日々を朝から過ごす羽目となった。
それが、パークで起きた事件の一部であるとも、この時は知る由もなかった。
* * *
一方その頃で、アントチホーのパークセントラルには、大嵐による被害の復興が始められていた。
「これまた随分とひどくやられたなあ…」
「この様子だと完全な修復に三日はかかるぞ」
グランドオープンを間近に控え、すでに少ない数の関係者や親族が移住してきた矢先の出来事だった。
幸いすべき点といえば、事件の規模としては第二次女王事変と比べて小さいものであるところか。
しかし小さなものとはいえ、この事件を前に探検隊とパークは手をこまねいているはずはなかった。
「ドール、そっちの見解は?」
「うーん…なんだか争ったあとのような気もします」
「嵐の中で誰かが戦っていた、と言うことかな」
「現場に残された痕跡から考えるに…二人のフレンズさんが、1匹のセルリアンを相手に戦っていた可能性はあります」
「ただ、雨の匂いが強すぎて詳しいことまでは…」
「匂いの主を探し出して、話を聞いてみませんか?」
「そうしようか、早い方がいい」
「現場の調査はこちらにお任せください。何かあれば直ぐお知らせいたしますわ」
「うん。他のみんなや、カコさんたちにも伝えておいてね」
そうしてドールと隊長は早々に調査に乗り出し、現場のメンバーと二手に分かれての調査をし始めるのだった。
* * *
継続される調査と復興の最中、現場にスタッフたちが到着し始めた。
その中にはカコ、ミライらお馴染みのパークスタッフの姿もあった。
「みんな、朝からごめんなさいね」
「なれてまーす!」
他のメンバーたちが元気よく答える。
それを眺めるように、『まとめる係』のアフリカオオコノハズク、ワシミミズクの二人がカコの近くで現場を一瞥していた。
「面倒なセルリアンを開いて取るのと比べれば、まだ楽なのです」
「それであなたたちの調査で分かったことはあるの?」
「ええ。ラッキーにもデータはあると思いますが…ドールが睨んでいたように、ここでフレンズが戦っていたのは確実です」
「セルリアンに侵入されたとはね…」
「ただ、二種類ほど異なる痕跡が発見されたのです」
「それは…セルリアンとは別のものかしら」
この落雷事件、ただの暴風が引き起こした事件と片付けられない。そんな予感が身体に走り始める。
博士と助手のコンビと顔を合わせながら、しばし妙な静寂に身を沈める。
「助手、なんだか変な音がしませんか」
「むむ…これは、静かですが…」
そう思うのも無理はなかった。
その時、上を見上げるよりも先に、周りに影がさしたのだ。
その先には、上空を浮遊する黒い何かが存在した。
「な…何あれ!?」
「ゆ…UFO!?」
「えっ、マジのヤツですかアレ!?」
広場にゆっくりと着陸した円盤は、その下から輝きを漏らす。
人が通れるほどのごく小さな穴から階段が伸び、黒い異様が降りてくる。
身構える先には、黒いフクロウのフレンズが現れる。
「あ…」
ゆったりと歩み寄ってくる、赤い目の黒いフレンズ。
「しゃ、しゃー!!誰ですかお前は!!」
「名を名乗るのです!!」
威嚇する2人を意にも介さず、黒いフレンズは近づきながら眼鏡を外して、クマのある顔を見せた。
ナナたちと示しを合わすように目を合わせ、正体を視線で話し合う。
もしかしなくとも、というところでそれは語りかけた。
「キミ、隊長はどこにいるんだい」
「隊長なら人探しに出かけたけれど…」
「なるほど、あの惨状の原因調査か」
「あの子に用事があったんだが…しょうがない。手土産がわりに手伝うとする」
彼女が指を使って手のひらを押したと思えば、彼女の持つ円盤のような発明品からぞろぞろと、浮遊する小さなハチドリのようなドローンが姿を表した。
「その件に関してはすでにユウとドールが向かっています」
「おや、随分行動が早いな」
「せっかくなら、ここにいるみんなの現場調査を手伝ってくれるかしら?」
「なるほど。それが最初の命令か」
「ええと、では、その発明品で現場の痕跡を詳しく調べることはできますの?」
「そんなのお安い御用さ」
黒色の機械の蜂鳥たちが爪痕に群がり、調査に加わり始める。
その姿にフレンズたちも興味をそそられたのか、近づいてくるものが増えた。
「おっとあまり近づきすぎるなよ。君たちのプラズムを間違って検知する可能性がある」
早くも仕事を始めようとする彼女のもとに、再びカコから声が投げかけられた。
まだ少し、不安材料はあるからだ。
「助っ人がきてくれるのはありがたいことだけれど…あなたは、誰なの?」
「そうなのです。名前も名乗らずに不躾ですよ」
まず今のところ浮上している疑問をぶつけねば、というところだった。
向こうのスタートラインがどうあれ、こちらからすれば、名前を聞かなければはじまることもないのだ。
「私の勘が正しければだけど、もしかして…」
「ドクター。ドクター・ストリクス。ボクの友はヴィクターと呼んでる」
カコの追及を遮るように、少し凄みのある声色が名前を告げる。それ以上の詮索は、今は許さない───そんな思惑が頭にうつり、思考がいたずらな顔を作った。
「…素敵な名前じゃない。モスマン」
少し笑いかけ、それが彼女の虚をついたようだった。
「えっ、おい貴様。そこはヴィクターとかストリクスって呼ぶとこだろ」
「わかってるわよ。ただ、貴女が何のフレンズかは見当がついているから」
「君たちから見ればそうだろうな」
「ええ…はい!モスマンのフレンズが…」
「おおいそこのお前もだよ!ストリクスと呼べよ!」
今のところ結果は成功したと言っていいだろう。
謎のままとするよりも名前をつけ、親しみを持つことで、彼女に対する不安は多く消えるものだ。
それに彼女は、今の一瞬でパークの雰囲気に取り込まれた。
これがきっかけで彼女も打ち解けてくれれば…そう考えてやまなかった。
「も、申し訳ないです…!でも、特徴から類推される生物の名前で登録する決まりがあるので…!」
「そう言うわけだから、モスマンって呼んでもいいかな?呼びやすいし…!」
「…」
「それにほら、可愛いじゃん」
「可愛さなんているかよ」
「えー…」
悲しそうな目で見るナナとミライ。その顔はモスマンにとっても、どうにも苦手なものだったのかすぐに根をあげるように息を吐いた。
「わかったよ。わかったって。好きに呼べよ」
「ありがとうございます…!あっお近づきの印に…もふっっっ」
「あっこらなにモフついてんだ!許可した覚えはないぞ!」
「モスマンですか。モスマンとはなんですか」
「カレンダが暮らしてた場所で語られる、一種のお化けです。博士」
「大きな蛾の怪物とも、我々フクロウを誤認した結果とも言われています」
「そんな奴が我々を差し置いて博士とは、キャラ被りもいいとこではないですか」
「おお?なんだあ?博士はいくら居てもいいじゃないか、なあ?」
「天才は余っても困らぬ。ボクの好きな言葉だ」
「そんな言葉初めて聞いたのです」
「そりゃそうだ、ボクが作ったんだから」
大きなインパクトを持って現れた、ゲストとも言える存在。
すぐさま場に溶け込んだような振る舞いに変わっても、その中にある独特な我は消えることはなさそうだった。
驚きを持って受け入れられる彼女を見て、三人は苦笑する。
「…カコ博士、これは…癖が強そうな奴が来たのです」
「もう慣れてるわ」
* * *
その頃、家の中では少女2人の荒い息がこだましていた。
リビングの中で座り込む少女たちの前のソファに、狼のフレンズが横たわっていた。
「クソ重たかった…ほんとムリです…」
「はあっ、はあっ…ありがと…トウゾクカモメ」
「こいつですか、例の…公園のお友達って」
「うん。いつも瑠奈たちが遊んでるのを眺めてて、時々一緒に遊んでくれるの」
「いやあ、ワタシの勘がコイツは歴戦のプレデターだと叫んでいますよ」
「正しかったとして、それが気絶していたんです。よほどのことがあったのでしょう」
「あの青い羽と…なにか関係あるのかも」
「かもですね。めっちゃ痛かったですし」
「瑠奈はそうでもなかったのに」
「もしかしたらあの羽の雷はけものプラズム性のもので、本物の雷じゃないのかもですよ」
「だからアンタにしか効いてないわけね?」
「それか抜け落ちて時間が経過していたからある程度威力が減衰していたかもです」
その仮説が正しいとしても、減衰してあの威力であれば大元は一体どれだけのパワーを持つのか。
あの青い羽には興味は湧いてくる。
それの持ち主にも、必然的に会いたいという気持ちが湧いてきた。
「何があったかは知らないですが、パパさんママさん戻ってくるまで預かっときましょう」
「それまでに起きてくれればいいんですが…」
「…」
「センパイ?」
「…」
心配そうに眺める顔を見つめ返す。
青い羽のことを考えていた…とはなぜか言いづらく、ただ黙って見つめ直していた。
「ちょ、急にだまんないでくださいよ」
「じゃあアンタも黙ればいいじゃない!」
「黙ってたら起きないかもですよ?」
「うう…ん?」
噂をすれば影、ようやくの目覚めでウェアウルフの身体が起き上がる。
少し体を揺すったあと、儚げな目は2人を見下ろした。
「あ、起きた!」
「ああ…ルナ。それと…トウゾクカモメ」
尻尾と髪を揺らし、周囲をゆるりと眺める様子は、それが本当に肉食獣であるかどうか疑わしい。
あまり、それは気にしない方が良い。と感じた。
「あれ…私ってば…どうしてここに…?」
「庭でぶっ倒れてたから、連れてきたんですよ」
「そうだったのね…?ごめんなさい…」
「そんな謝ることなんて…」
「ねえ、ウルフ。どうして瑠奈のお家で倒れてたの?」
「…分からない。雷をもたらす何かと戦っていたのは…分かるのだけれど」
「やっぱりあの青い羽と関係があるんだ」
「まだ起きたばっかですし、もう少し休んでから話してください」
「雷に打たれて頭ぼうっとしてんですよ。今は休むべきです」
「…そうね…」
「…戦うことを選んだのだもの。覚えていないはずがないのに…」
悩ましそうに頭を抱えたそのタイミングで、家中にチャイムが鳴り響いた。
両親の帰宅にしては少し早すぎる気もする。
2人ともパークの職員で、緊急の仕事で半日は帰ってこれないはずなのだ。
「うおっ、なんですかね」
「ちょっとまって。瑠奈が出るから」
「一人で出るなって言われてませんでした?!」
「中に二人がいるからだいじょーぶ!そっちウルフ見てて!」
「ああもう…!」
急ぎめに玄関に駆け寄り、ドアノブに手をかける。
「はいはい!どなた…?」
扉を開けた先にいたのは、二人の少女の姿だった。
どちらも話には聞いたことがある、このパークの中でもかなりの実力を持つコンビ…であると。
記憶が正しければ、その二人は紛れもなく探検隊の隊長と副隊長。二つ頭とも言うべき存在だ。
「あれっ、え!?もしかして…」
「ええと。初めまして?わたしは…」
「っ知ってる!探検隊の確か…ユウさんとドールさんだっけ」
「知ってたんですか?」
「実際に会うのは初めてだけどね」
「あっ、中に入って入って!」
「ありがとう。ちょっと聞きたいことがあって…」
* * *
「なるほど…先に食いついたのが探検隊か。迅速な動きだこと」
「ああいいさ。そうでなくては張り合いがない」
「ひとまずここは、彼らに泳いでもらうが…早々にボクも動く必要はあるな」
モスマンが持つ自作のUFO型移動式マイハウスの中で、彼女は探検隊の動向を確認していた。
カップの中の飲料をわざとらしげに啜りながらモニターを見る姿は、どことなく悪の雰囲気が漂っている。
先程まで体毛の感触を堪能されていたとは思えぬ所作だ。
「モスマン?入るわよ?」
「ドクターか。どうして入ってきたのだい」
「そっちの見解を聞きに来たの。こっちの調べだと少なくとも鳥類と犬科の動物に類似した痕跡が見つかったわ」
「なるほど。サルが居ればちょうどよかったんだがね」
液晶とガラスを介さない端末を操作し、あるものを表示する。
「こっちもちょうど、地中に染み込んだサンドスターの分析の結果二種類のアニマルガールが存在していた事がわかった」
「さっきのマシンで採取したものね?ギンギツネが興味津々だったわ」
「ああ。大まかな身長、プラズムの形質まで恙無くな」
「こいつは巨大な鳥だ。おそらく二足で立つことのできる、雷を伴った鳥」
「そしてこいつは人間のような足を持つ犬だろう」
「重要なのはここからだ。採取されたサンプルの放つ、各ステータスを見よ」
「…サンドスター、それにけものプラズム…どれも高濃度だわ」
「そう。そして保有するエネルギーもまた凄まじい出力を保持しているんだ」
この高い数値には見覚えがあった、アニマルガールの野生解放時の記録と似ている点が多い。
記憶の中に、かつて探検隊が対面した事件が思い出される。
「…クラーケンのアニマルガールと同じで、ビーストの可能性が?」
「ドクター。仕事を続けよう」
神妙な声色とともに椅子から立ち上がる身体を目にする。
光に当てられより黒く、暗く映るモスマンの後ろ姿は、どこか不気味だった。
「This is a one little step for man. But one giant leap for us.」(これは凡人にとっては小さな一歩だが…我らにとっては大きな飛躍となるのだ)
* * *
「…雷帝と賢者が動いたか」
「これが、其方らにとって凶となるか吉となるか」
「受け取るのは探検隊か、あるいは…」
「伯爵。そんなこと言って心配なら様子を見に行けばいいのに」
「勿論いずれはそうする。だが時と場合を選ばねば」
「オトナってそーやってカッコつけてばっか」
「いつか拗れまくって素直になれなくても知らないからっ」
「お前が言えた立場か?ミナ」
「私がなぜ、この島に呼ばれたのか」
「神が言うように必要とされてきたのであれば」
「私も、微力を尽くさねばなるまい」
「その為に、ここにいる」
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