その18 フェアリーハンター
スノウ
「ボ~クたち~永遠のそ~うだハンター、キミを、狩りに、いーくよー! というわけでなんかこそこそしてる妖精ちゃんこと結人くんを後につけます!」
フィン
「ダーリン、ウチに、黙って、何か買うのかな……?」
宇宙浩りゅう
「面白そうなんで、ついていきや~す」
りぼんにゅー
「止めとけ。どうせれんかおでゅーにボコボコにされるのがオチだ」
スノウ
「まあまあ、その時は逃げればいいし、じゃあ行くぞー!」
フィン
「ダーリンの、行動を、見張らなきゃ……!」
宇宙浩りゅう
「こういうのって、意外な発見ありやすからね~、ふへへへ」
りぼんにゅー
「どうしてそうだの回りにはこうヤバいやつしかいないんだ……」
~ばめんてんかーん~
スノウ
(さて、居場所を突き止めたのはいいけど、ショッピングモールに来たね)
フィン
「ダーリン、どこ……? 客が多くて、よくわから、ない……」
宇宙浩りゅう
(フィンさん、声大きい)
りぼんにゅー
「いっそバラしてやろうかお前ら……」
スノウ
(あ、いたいた! ん? おでゅーちゃんに、レンちゃん、あとセレナちゃんもいるね)
フィン
「ダーリン……? どうして他の女を侍らせまくってるの……?」
りぼんにゅー
(りゅう……あの買い物って……)
宇宙浩りゅう
(ええ……多分サプライズ用の料理の食材ですかね。これは邪魔しちゃ悪いですねぇ。スノウさん、フィンさん、かくかくしかじか)
スノウ
(あー、それは悪いねぇ。じゃ、帰りますか)
フィン
「ダーリン……? ウチをほっといて他の女達とデートとはどういうことよ……?」
創田結人
「あれ? フィンさん? ちょうどよかった! 手伝ってくれますか?」
レン
「偶然ですね! 実は今日記念日で、皆さんに料理を振る舞おうと思いまして!」
おでゅー
「おでゅーは、ごえいにんむ」
三億セレナ
「なんか他の人もついてきてますし、手伝ってもらいましょうか」
りぼんにゅー
「すまん、コイツらを止めれなかった。だが、手伝いなら不本意だがやろう」
宇宙浩りゅう
「りゅうさんもなんか選ばせてくださいな」
フィン
「はあ……、仕方ないけど、ダーリンは、何でこのメンツなの?」
創田結人
「いや、普段お世話になってる皆さんに御礼をと思って、三人は荷物持ちとかですよ」
フィン
「……、次からは、ウチも呼んで、ください。あとついてきてごめん……」
創田結人
「わ、分かりました……。ちなみにどうしてここを?」
宇宙浩りゅう
「あ、それはスノウさんが創田さんをハントするかなんか言ってて」
おでゅー
「おもてでろ」
スノウ
「逃げまぁす☆」
宇宙浩りゅう
「そこは素直にごめんで許してあげやしょうよ……」
りぼんにゅー
「ほっとけ。どうせすのうへのおしおきがいつものオチだ」
スノウ
「ひーん! ボクも謝って許されかったー!」
三億セレナ
「ちゃんちゃん、ですね」
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