【短編集】歪んだ君は美しいから僕は好き。
藤樫 かすみ
【水に沈める】
短いスカートから見える、白い生足を僕は呆然と見ていた。下着が見えそうで見えないもどかしさが、気分を高揚させる。プールのぎりぎり水につからないところで、彼女はくるくると舞っていた。セーラー服が、紺色のスカートが風に乗って踊っている。僕はソレをただただ黙って見つめていた。
真夏の夜9時。僕と彼女は、夜の学校に忍び込んで、プールに来ていた。夜のプールは、水が跳ね合って鳴る音が不気味に響くだけで、僕と彼女が離さない限りは、嫌な静けさが耳にまとわりついていた。夕陽が完全に沈み切った後の暗い紺色の空には、白い月が浮かんでいる。それがプールの水に反射しているのが、なおさら僕の気持ちを不安にさせた。風で揺れる水と共に揺れる月。ゆらゆらと消えそうで、消えない。それは僕と彼女の関係にも言えることだった。僕は相も変わらずくるくるとバレリーナのように舞って見せる彼女に声をかけた。
「なあ」
はっきりと言ったはずの言葉に、彼女は反応しない。見えそうで見えないスカートの揺れに、僕の気持ちは興奮した。水辺で踊る彼女の舞いを中断させて、硬いコンクリートの上で、今度は僕の上で踊ってもらってもいい。彼女の腰使いは、僕にはあまりに刺激的すぎるものだから。そう、想像するだけで、自分のモノが立ち上がってきそうだった。だか、僕はその気持ちを静かに抑える。だって、今日は行為をしにきた訳では無いのだ。言わなきゃいけないことがあるから。だからこうして人気の無い場所に来たのに。僕はもう一度、今度はもっと大きな声で彼女を呼んだ。
「なあ、藤若!」
プールに大きな響いた声に、彼女はやっと動きを止めて、僕の方を見た。黒い髪がふわりと、肩に落ち、スカートが踊るのをやめた。彼女ははあ、とため息をついたような素振りを見せた後に、観念したかのように、スタスタと僕の方に向かって歩いてきた。風で白い生足が丸見えになる。むしろ、彼女はそれを僕に見せつけてきているかのようだった。彼女のいいところは、そのルックスもある。陶器のように白い肌を同級生の女達が羨んでいたのを、僕は聞いたことがあったし。彼女は僕のところまで来ると、座っている僕の顔の位置までスッと屈んで、微笑んだ。そうして、僕の唇にキスをした。ディープではない、押し付けるだけの乱暴なキス。それは、まあ、彼女らしいと言えばそうだった。彼女は何度も僕の唇に、自分の唇を押し付けてくる。唇が離れるたびに、ぴちゃ、ぴちゃと生々しい音が響いた。そうして押し付けた回数が10回を回りそうになってから、彼女はようやくその行為をやめた。ゆっくりと僕から顔を離した後に、僕の味を確かめるように、唇をぺろりと舐めた。そうした後に何回か、意味の無い咀嚼をした。
「んー、今日は彼女の味がする。キスしてきた?」
当たり障りのない会話かのように、彼女は僕に尋ねてくる。僕はそういう彼女の勘の良いところが、苦手なのだ。だって彼女には嘘がつけない。彼女は僕よりもずっと頭が良いんだ。僕なんかが、彼女に言葉で、思考で、知識で、勝てるはずがないんだ。僕は、正直に答える。
「ああ、今日。放課後、帰り際に」
そう言うと彼女は何かを企んだような笑顔を浮かべて
「ほぉら、大当たり」
と言って、笑った。僕は何も言えず、その笑顔を眺めることしかできない。彼女もそれをわかってか、僕から離れた。そうして白い腕を前に突き出して両手を前に出し、長い足をコンクリートに投げ出して四つん這いをし、僕と視線を合わせた。セーラー服から、彼女の豊満な胸の谷間が見えていた。
「それで、話ってなぁに。宮野クン」
彼女は、僕の顔を見てニヤニヤと笑いながらそう言った。僕は、彼女のこんな雰囲気が、苦手だ。だって彼女は、いつでも僕がヤりたいんだと勘違いをしている。確かに彼女の豊満な胸や程よい肉付きの尻に白い美脚は、僕の気持ちを揺さぶるが、僕は猿じゃないのだ。いつでもヤりたいわけじゃない。それに今日は大事な話がある。それどころでは無いのだ。僕は彼女の視線を一身に浴びながら、口を開いた。顔から首にかけて汗が滴る。
「……なぁ、藤若。僕たち、別れよう」
絞り出した声、絞り出した勇気を踏み躙るように、彼女すぐに言葉を返した。
「そう。なんで?」
「な、なんでって……」
言葉に詰まる僕を彼女は嘲笑う。変わらず彼女は、四つん這いのまま、尻を突き出して、胸の谷間を見せつけて、僕の顔を見ていた。僕は負けじと言葉を続けた。
「やっ、やっぱり、良くないと思うんだ。浮気は……」
「はは、今更?」
今更。その言葉に僕の気持ちは沈むが、すぐに立ち直した。こんなのでは、こんな軟弱では、彼女に立ち向かえない。
「いっ、今更でも良い。やっぱりバレたら怖いし、それに、その、騙しているみたいで気分が悪いんだ……ずっと」
彼女は笑ったままだった。僕を嘲笑って馬鹿にしたような顔をしている。いや、実際、彼女は僕の事を大分馬鹿にしているだろう。ヤルことしか頭にない、猿野郎だとしか思っていないかもしれない。でもそれでも、いいんだ。彼女に軽蔑されるのは、今に始まった事ではない。それに彼女は、学校の誰もかもを軽蔑しているのだから。僕が傷つく必要もない。笑ったままの状態で、彼女は言葉を紡いだ。
「でも、気持ちがイイでしょ?クラスの人気者を騙している気分は。背徳感が、たまらないでしょ?ねぇ、それだけで、イケちゃうんじゃない?」
挑発した強い言葉に、僕は声を荒げる。
「……やめてくれよ!大体、僕は有屋さんと折角付き合っているのに、僕を誘惑してきたのは、藤若じゃないか!僕は、君と浮気なんか、したくなかったのに、カラダの関係を持ったから、仕方なく、藤若とも付き合ってやっていたんじゃないか!」
絶叫にも近い叫びに、彼女は動じない。面白そうに、僕を流し目で眺めている。
「もう、いいだろ!あんなに抱いてやったんだから、もう、いいだろ!?」
そう叫んでも、彼女は表情を変えない。ただ、目がギラギラとして輝いていた。猫のようだ、と思う。彼女が狙った獲物を逃さない、そう言う性格だからだと言うものある。彼女は、吐息のように、はあ、と息だけを漏らした。そのため息でさえも、彼女の手にかかれば、甘い。
「私は、愛人みたいで楽しいって言ったじゃない。クラスの人気者の有屋さんと、私は、宮野クンを共有している。快感も熱もキスの味も、ぜぇんぶ、ね。だから、宮野クンが気にすることはないの」
彼女の声は、僕の耳を溶かすように甘く溶かす。蜂蜜のように、耳に絡みついて、粘る。いつまでも、彼女の言葉に支配される。そんな感覚に騙されてはいけないのに、彼女が僕の頬に手を添えて、触っている感触が、やけに気持ちがいい。彼女の触り方は、男が喜ぶ全てを熟知している。どう触ったら、どう焦らしたら、男がどう喜ぶのかを、全て、彼女は知って、それで僕を惑わすのだから、意地が悪い。視界いっぱいに広がる彼女の顔に、僕はもれなくキスがしたくなった。そのセーラー服を乱雑に暴いて、彼女の綺麗な体をこの夜風に晒したい。そうして、彼女の体に入り込んで、僕の全てを流し込みたい。ああ、欲求は止まらない。僕がそうして、彼女に手をかけようとした時だった。
ふと、有屋さんの笑顔が浮かんだ。クラスの人気者で、優しくて、可愛くて、ふわふわした、清楚な彼女。こんな僕と付き合ってくれて、手を繋いだだけで照れるような、そんな彼女。その彼女を僕は、裏切るのか?このまま、藤若に絆されて、僕はプールで藤若とヤルのか?それでいいのか?僕は、僕は……
「駄目、だ。もう、僕が自責の念に、耐えられないんだ。藤若も、僕となんかと付き合うのは、ヤメロよ。快感の弄り合いなら、他でやってくれ……」
そう言って、彼女に向いていた手を下ろす。僕俯いて、彼女を視界にいれないようにした。もう、これ以上彼女を見てしまったら、僕は、獣になる気がした。
「ふふ、本当にいいのぉ?」
そんな僕の気持ちもお構いなしに、彼女は笑って僕のワイシャツに手をかけた。閉められた第二ボタンを、焦らすように、外そうとする。それでも、その目は僕を捕らえて離さない。
「もう私みたいなイイオンナ、抱けないかもよ。有屋さんみたいな処女だけで、マンゾク出来るの?君が」
馬鹿にしたような笑い。挑発。でも、耐えなければ。もう、今日で彼女とは別れると決めたのだから。もう、彼女に言葉に負けるわけにはいかない。
「……ちょっと、おかしくなっていたんだ。もう、浮気なんてしない。有屋さんを大事にする」
そう、顔を上げて真っ直ぐ告げると、藤若は「ふーん」とつまらなそうに言って、ワイシャツをいじるのをやめた。ゆっくりと僕の体から、手を離す。
「そんなこと、できない癖に」
藤若はそう言葉を落とすと、僕に思いっきり顔を近づけた。そうしてニヤリ、と笑って見せた。真っ赤な唇が、息を含んで言葉を紡ぐ。
「宮野クンはさぁ、実際、だぁれも、愛せないヨネ」
ね、宮野クン。
そう言って笑った彼女を、僕は、力の限り全力で、殴った。
僕には、悪い癖がある。それはいつも、言葉より先に手が出てしまうことだ。
「いったぁ」
止まっていた呼吸を再開して、目を見開いたそこには藤若が弱々しく倒れ込んでいた。僕の手には、彼女を殴った感触が、生々しく残っていた。骨と肉がぶつかった感触。紛れもなく、殴り慣れたあの感触。僕は息を取り戻すと、すぐに藤若に謝った。
「……っ、ぁ、ご、ごめん、ごめん!藤若!」
そう言って藤若に近づき、労わるようにかがみ込んで顔を見ると、藤若はけらり、と笑っていた。
「やだな、ダーリン。いつものことじゃんか」
そう軽口を叩く彼女の頬は赤黒く腫れていた。もう何度殴ってしまったかわからない顔を、僕は呆然として見ていた。そうしてまた、強く後悔するのだ。僕は建設的な話し合いをしようと思っていたのに、こうしていつも先に手が出てしまう。また、藤若を殴ってしまった。もう、この付き合いが始まって、藤若を何回殴ったか、覚えていない。僕は、どうしてこう、すぐに手が出てしまうんだろうか。そう思うと情けなくて、涙さえ出てくる。自分の情けないさ。それは暴力となって、彼女に当たるのだ。それが心底嫌なのだ。なのに……。
そうして僕が涙を流すと、藤若はまた僕に近づいて溢れた涙をその細い指で拭ってくれた。そうして心配したように、眉を下げた。
「大丈夫、大丈夫。私しか殴ったこと無いもんね……全部、受け止めてあげるよ。宮野クンの嫌いな自分も。私が全部」
その言葉に、僕は何も言えずただ彼女の瞳を見つめた。彼女は優しい笑みを浮かべて笑っている。その笑顔は妖艶でもあるし、彼女らしいとも言える。無論今の僕にとっては、その優しい言葉が、女神のそれにも聞こえてしまった。ああ、彼女はなんて寛大なんだろうか、と。
でも、実際はどうだろうか。僕は彼女の言葉に甘やかされる事によって、彼女という糸が、僕の体に絡みついて離さないのだ。抵抗すれば、抵抗するほどに僕を締め付ける。食い込んで、めり込んで、僕の体にくっきりと跡を残すのだ。その優しさに、独占欲に、甘さに、狂気に、僕はいよいよどうしようもなくなくって、懇願するように、彼女に縋った。
「……お願いだ……藤若。別れてくれ。僕と、別れてくれ……」
その言葉で、滴り落ちる涙を拭う指が止った。正面を見ると、彼女は真顔だった。何も感じていない、無表情。あの嘲笑うような顔が嘘のようだった。彼女は僕からするりと離れると、ゆっくりと四肢を使って立ち上がった。そうして、1歩、2歩と後ろに下がっていき、あと少しでプールに落ちる、というところで止まった。夏の夜風が突発的に吹いて、彼女の体を揺らす。揺れたセーラー服のスカートが、彼女の下半身に張り付いて、体のラインがよく出ていた。彼女は僕を真顔で見ている。その目は、どこか空を見ているようで、少し怖い。
彼女はスカートのポケットに手を入れると、そこからすっと、ボイスレコーダーを出した。勿論、録音がされている。それが何を意味するのか、僕には何もわからなかった。が、彼女の言葉で、それは凶器に変わる。
「イイヨ、別れても。代わりに今の会話、全部学校に放送で流すけド」
僕は一瞬、頭が真っ白になった。なんで、どうしてそんなことされなくちゃいけないんだ。流すって何を?今の会話を?それってやばいのか?ああでも、浮気がバレる。みんなにバレて、有屋さんにも………
僕は直ぐに立ち上がって、彼女からボイスレコーダーを奪おうと駆け寄ったが、彼女はプールの端から動かなかった。
「それを僕に渡せ。そんな事は誰の得にもならない」
「いーや、私の得になるヨ。君と有屋さんが壊れちゃうの、見たいもん」
「馬鹿な事はよせ!藤若!」
「世の中は都合のいいことばっかりじゃないんよ、宮野クン」
表情を取り戻して、またニヤニヤと笑っている藤若は、僕をまた面白そうに見ていた。しかし、今回ばかりは藤若の好きにさせる訳にはいかない。僕は藤若のボイスレコーダーを持つ腕を掴んだ。そうして、そのままボイスレコーダーを取ろうとした時だった。
「またボウリョク?うん、それもいいね。でも、今回はボウリョクで解決するかな?怖がりな宮野クンはそれ以上は出来ない」
「…………どういう意味だよ」
僕は藤若に構わず、思いっきり睨みつける。藤若は平然として、言ってみせた。
「ここにはボイスレコーダー。浮気の証拠。恋人はクラスの人気者。バレたら、ヤバいよね。でもボウリョクじゃ……」
僕は拳で藤若を殴った。藤若を黙らせるには、もうこうするしか思い浮かばなかった。自分にしょうがない、自己防衛だ。と言い聞かせる。結構強い力で殴ったのに、それでも藤若は話をやめなかった。
「……ぁ、そうそう、ボウリョクじゃぁ、なぁにも解決しないんだヨ」
また殴る。今度は左の頬を殴った。拳が痛い。骨がぶつかる感覚が気持ち悪い。僕はもう参りそうなのに、それでも藤若は話をやめない。
「まあまあ、宮野クン」
そう言って彼女は、笑った。
やれるものなら、やってみなよ。
それは、僕も知らない、僕の凶暴性。内から出る狂気だった。彼女の言葉は、そのトリガーになっただけ。
僕は彼女の肩を掴むと、そのまま夜のプールに自分ごとつき落とした。静と動が共存する水へ、僕は彼女を下にして深いプールの底へと沈むように下に沈めた。もう、彼女が抵抗できないように、彼女の上に乗って、上に上がれないようにする。何もかもが一生懸命な僕とは違い、彼女はまるでお望み通り、かのように僕を見据えて笑っていた。散らばる黒髪、落ちる四肢、揺らめくセーラー服。ボイスレコーダーは水に濡れてもう機能しないだろう。それでも、彼女なら言いふらすに違いないだろう。
ならば、ここで止めるしかない。
僕はプールの底に彼女の背中がついたのを見た。僕が上に乗っている以上、彼女が上に上がることはできないだろう。このまましていれば、彼女はそのうち息ができなくなって気を失うだろう。でも、それは僕の狂気性が許さなかった。自分の手で、仕留めなければ、気が済まない。僕はそこで、震えながら、彼女の首に手をかけた。細くて、白くて、暖かい首。そこに懇親の力を込めて、締める。締め上げる。人間の首は、意外にも細くてあまりに力を入れてしまったら折れそうだった。でも、生暖かいのが、心地がいい。心に広がる、なんとも言えない満足感。さっきまで僕を脅していた彼女を、今度は僕が支配しているという優越感。胸が暖かくなる。いつでも、この女を支配している感覚は、堪らなく、心地がいい。僕を強い気持ちにしてくれる。彼女は急な締めつけに、ブクブクと空気の泡を出した。それでも構わない。この、誰にも見つからない、夜のプールの底で、お前は死ぬんだ。そう念じながら、首を絞める。柔く、黒髪が暴れる。四肢が暴れて僕の腕を掴もうとする。僕も、酸素が無くなって死にそうだったが、それでもいい。藤若この手でを殺すのが、先だ。
そうして、僕も苦しくなって、いよいよ彼女も動かなくなった時、月明かりが彼女の顔を照らした。それは、あまりにも、狂気だった。
だって彼女は、青白い顔で幸せそうに笑っていたのだから。そうして、口がゆっくり動く。
あ い し て る
その瞬間、僕は彼女の首から手を離して思いっきり腕を引っ張って、プールの底から引きあげた。二人で水の上に上がる。酸素を求めて、はあはあ、と息をした。彼女は僕にもたれかかって、激しく咳をしている。僕も、胸いっぱいに夜の酸素を肺に入れ込んだ。
「……っ、あ、はあ、はあ、はあ……」
僕と彼女の荒い呼吸音が、共鳴する。彼女はしばらくそうして、息を吸ったあと、僕の平たい体にその豊満な胸を押し付けて、抱きついてきた。自分の足に、僕の足を割り込んで入れて、僕の顔を撫でる。背中に腕を回す。艶かしい動作、別にここでヤッてもいいとさえ思わせる。プールの中なんて、なんてイレギュラー。なんて、背徳感。なんて、興奮材料。
僕はそれに答えるように彼女を強く抱き締めた。彼女の足に、自分の足を割り込んで、彼女の柔らかい体の感触を一身に感じる。彼女のはあはあと言っている息が、また色気があって、もう今すぐにでも、セーラー服を脱がして、彼女のナカに入り込みたい。そんな興奮をそのままに、僕は彼女の体を抱きしめる。それはとても心地が良かった。僕はその状態で、彼女に告げた。
「僕も、愛してる」
その言葉に、笑った藤若の真意はきっと。
〜fin〜
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