第15話 うばわれ
流し込まれた薬は、粘膜に張り付くように体の中へ侵入し、
息遣い荒く、艶めかしい体を揺らしながら悶えはじめた
「はぁ、あ、あぁ、……あぁぁ!!」
体の中心から広がる恍惚となる感覚に抗おうとも抗えず、突き抜けるのような衝撃に、
全裸になった
縛り付けられていた戒めが取り払われると、
その体は桃色に上気しており、
粘りのある液体を口に含み、じっくり自分の唾液と混ぜ合わせた後、ぐったりと項垂れている
液体が
「ぅん、んふぅ……」
その呼びかけに反応するように、動かなくなっていた
「はぃ、
「
「もちろん、
「そう、良い子だ。ではどうすればいいか、わかるな?」
「はぃ、
ぼんやりとまるで愛しい人を眺めるように
唾液が絡み合う音だけが響き、
肢体を絡ませ、乱れた息を吹きかけてくる
吸い付くような素肌の感覚を手のひら全体で味わいながら、着物から覗く桃のようにみずみずしく、白さの中に薄い赤みが感じられる肉体をじっくりと眺める。
「フフフ。
「ん、ふぅう……」
思いのままに形を変える胸と、強弱を付けて刺激を与えられることに、
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