悪魔で天使な私は人間として過ごす
ぷいぷい
プロローグ
「ああああああああぁぁぁ!」
許さない…
「あの厄災の魔女がついにいなくなったぞ!」
ピュシス帝国で大聖女レラが今、処刑された。
この少女は唯一あの魔天使エステレラという処刑人、または守護神と言われるものに加護を与えられた者が人々によりこの世から葬り去られた。
精霊を無理やり従わせ、皇族を騙した罪として冤罪を賭けられ、死んだ。
それによりエステレラは激怒した。
「許さない許さない許さない許さない!愚かな地の種族共が!滅ぼしてやる!」
エステレラにより、多くの者が死んだ。
エステレラを止めるには五神後から出ないと止められなかった。
「エステレラ様!どうかお鎮まりください!」
「このままでは世界が崩壊してしまいます!」
崩壊?はっ、そんなのどうでもいい。
私の愛し子が殺されたのだ。
なぜ私はこんな目に遭わなければならない?前世で殺され、今世ではさげずまれ、神々に認められてからも孤独だったというのに。
神々は世界に関与することが出来ない。
エステレラが完全に堕ちる前に神々が止めに来た。
「やめなさい。エステレラ」
神々によって落ち着いたエステレラは言った。
「…神よ、どうか私を殺してください。もう辛いのです。前世人の記憶がある私には無理だったのです。」
そんな彼女に彼らは慈悲を与えた。
人として生を歩むこと。
「あなたの魂は酷いぐらいにボロボロなのです。なので人として幸せに暮らし魂を回復するために過ごしなさい。」
エステレラは驚いた。
「…なぜ、そのような」
「世界を崩壊させようとしたのはいけないことですが、悪を罰することは悪いことではありません。これは償いでもあり、あなたへの褒美でもあります。」
「分かりました。」
そしたら愛と自然の神ピュシス様は言った。
「あなたには底辺から人生をやり直すことになりますが能力はそのままです。ただし、その能力は戦と知恵の神、マケーによって制限されます。」
マケーは言った。
「そうする理由はな、神々はむやみに世界に関与できない。そのためにその神力からたまに世界に降りたいんだ。」
エステレラは思った。
「そしたら教皇が居るじゃないですか?」
マケーは
「それは天使を使いに出す時に必要だが神が降りるには力が足りん。」
マケーが言いたいことは私を通し、世界に関与する。世界の整理をしたいそうだ。
「分かりました。」
そこから彼女は転生することになるのだが波乱万丈の楽しい生活が待つことになる。
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※今は大変シリアスですが、それは最初だけで
愛されストーリーです。後、色々と書いていくうちに変更もあるかもしれませんが、ご了承ください。
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