第6話マスク
ある日マスクを全身につけた人がいた。
その人は、腕にマスク。肩にマスク。
足にマスク。首にマスク。
顔にマスク。
まさにマスクの鎧だ。
私はその人に聞いてみた。
「なんでマスクを全身に付けてるの?。」って。
そしたら全身マスクの人は、
「地球は危ない。化け物がウヨウヨしてるんだ。そいつらは人に化けてる。
夜になると人を襲うんだ。その化け物に対抗できる唯一の道具がマスクなんだ。」
私は
「そいつらはどんなやつなの?。」と聞いた。
その瞬間、全身マスクの人が襲いかかってきた。
刃物で切りつけられる。
私は緑色の血を出した。
この人は危ない。
私は大きな口と牙を剥き出しにし、反撃した。
だがどうにもマスクが目障りだ。
あの白い色、布の生地。
全身に鳥肌が立つ。
私が硬直している間に首を切り落とされた。
私は最後の力を振り絞って自爆した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます