【ワールド・ワイドフロンティア】女神アリスとその従者たちが、異界の情念が至る果てを見届ける物語

ビト

エネミー

『囁きの悪魔』メフィストフェレス

【クラス】エネミー

【名称】メフィストフェレス(愛称:めっふぃ)

【種族】情念の怪物

【性別】なし

【出現場所】エリア0-2:セントラル地下の入り口

【強さ】★☆☆☆☆

【武器】なし


【特殊能力】

思念話:

 言葉を介せず、直接相手の脳内に話しかけることができる。思念の通話は一方通行で、メフィストフェレスと同じくテレパシー能力を持っていなければこちら側からは肉声で話しかける必要がある。


『囁き』:

 メフィストフェレスの肉声には人を惑わし、精神を狂わす魔力が宿っている。アリスが存在している限りは因果律的にその魔力が封じられているため、この世界では声を発することはできない。


『偏在』:

 存在の位相が実存世界と異なるため、メフィストフェレスはその存在を観測されない。メフィストフェレス側から相手に認識させたいと干渉したときのみその存在を認識できる。また、その存在に数という概念はなく、何度倒してもいくらでも出現する。悪魔の存在を観測する知的生命体をこの世界から全滅させれば、一応滅ぼすことは可能。


【容姿】

 二足歩行二頭身の白ウサギ。目がただの黒い点で、口がバッテンに塞がれている。ぬいぐるみのようなサイズ感。戦闘能力も一般ウサギ並。


【性格】

 怪しくもあり、誠実でもある掴みどころがない性格。必要なことはちゃんと言ってくれるし、質問にもきちんと答えてくれる。ただし都合が悪くなったり、相手するほどの価値を感じなくなったら認識を外してそのまま逃げる。

 基本的には強い想いを持つ知的生命体をサポートするために動く。ネガの情報を教えてくれるが、弱点や攻略方法までは教えてくれない。

 その情念の行き着く先を見届けるのが悪魔の役割だ。


・台詞候補(すべて思念話)

『やあ。僕の名前はめっふぃだよ』

『今、この世界にネガの脅威が渦巻いている。君たちはその脅威にどうやって立ち向かうつもりなのかな?』

『『腐乱』のゴーン・オフ。その性質は、愚直。さあ、ネガを滅する魂の輝きを魅せてくれ』(ネガ遭遇時)

『君たちの行動にはことわりが欠けている。虚々実々、理不尽だ』

『想いのままこの現実をねじ伏せるといい。その果ての結末を僕に魅せておくれ』


・メタ情報

 会話の通じないネガの情報を教えてくれるナビゲーション役。基本的には強い情念を有する者の味方。その見込みがなくなると相手にしてくれなくなる。めっふぃが相手に認識させる気にならない限りはその存在を認識されない便利体質。

 ネガがひしめくセントラル地下の入り口で強い情念を有する者を待っているが、別にこの世界のどこにでも存在することは可能なので、色んなところに同時に存在している。また、群体として存在しているため、別個体であってもその意識・知識は共有されている。

 『囁き』の魔力は封じられていて、なおかつ脅威になるような危険性も皆無なため、ネガ戦の解説役にぴったりです。

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