【予約済】『鬼龍神』サー・ワールドワイド・イバラガンド

【クラス】逸脱者

【名称】ワールドワイド・イバラガンド

【種族】鬼龍神(鬼神と龍神のハーフ)

【性別】男性

【出現場所】エリア1-5:新鬼ヶ島

【強さ】★★★★★

【武器】神棍棒『ワールドワイド』

 世界をならしたという伝説の棍棒。彼が使っていたから同じ名前がついた。まさに生きる伝説である。これといって特殊能力はないが、彼が全力で振るっても壊れない頑丈さが特筆すべき点。惑星が崩壊するほどのエネルギーを加えても傷一つつかない神話級の頑強さ。


【特殊能力】

鬼神の真価:

 あらゆる物理攻撃に対して強靭な耐性を持つ。刃を向ければ岩盤の如き刺さらず、砲弾を浴びせても山の如く動じない。鬼特攻の攻撃であれば特大の効果はあるが、生半可な威力であれば素の耐久力から耐えられてしまうだろう。


龍神の真価:

 あらゆる属性攻撃に対して強靭な耐性を持つ。魔法も特殊効果を持った攻撃もその耐性の前では一割ほどの効果しか残らない。龍特攻の攻撃であれば特大の効果はあるが、生半可な威力であれば素の耐久力から耐えられてしまうだろう。


戦士の真価:

 あらゆる戦闘行為に対して無限の対応力を有する。幾千もの戦場を渡り歩いたが故の歴戦の勘。戦闘以外のときでも、彼の心と頭は常に戦場にある。どんな時も戦い続ける彼に隙などない。有利な状況であれば容赦はせず、不利な状況であれば打開策を見出す。

 上記二つよりも、格段に恐ろしい能力となるだろう。


【容姿】

 三メートル半に至る巨体と筋骨隆々の肉体。頭部には鬼の大角、口周りには龍の大髭。全体的に鬼と龍の印象が色濃く出ている。

 また、雑に切り揃えた黒髪は戦乱のうねりを見せ(単なる癖っ毛)、彫りの深い顔からは歴戦の威圧感を放っている。が、出ベソ。まともに着られる服もないので、腰蓑しか身に付けていない。つまりは出ベソ丸見え。


【性格】

 寡黙で篤志家。戦闘狂ではあるが、情には厚い。戦力的にも人格的にも隙がないが、下戸なのが玉に瑕。笑い上戸と泣き上戸と甘え上戸が併発して大変愉快なことになる。しかも下戸のくせにお酒は大好物。


【経歴】

 かつて異世界にて産まれた鬼神と龍神のハーフ。しかも両方の神格を強く受け継いでしまった戦の申し子。さらに本人の性格的に真面目に鍛錬を打ち込み、しかも戦の才能も天才級だった。

 結果、真の怪物は誕生してしまった。

 多様な種族が入り混じった千年続く大戦乱を、種族によらない彼自身の人徳による勢力にて平定する。しかし戦のない世界は彼にとっては存在意義が見出せないものであり、鍛錬の結果、自力で世界の壁をぶち壊すほどの力を身につける。

 さらなる好敵手を探して、彼はこの世界に至った。最初に降り立ったのはよりにもよって新鬼ヶ島だったが、鬼神の血を引く彼は現地の鬼たちにも歓迎される。

 歓迎され、大宴会に巻き込まれる。

 酒に潰されるが、その翌日も大宴会に巻き込まれる。

 酒に潰され、その翌日も大宴会に巻き込まれ⋯⋯⋯⋯果たして彼が望む好敵手との邂逅はいつになるのやら。


・台詞候補

「我、強敵と仕合う」

「この身、戦乱に投じることこそが至上の幸福」

「ほう、これを防ぐか?」

「貴殿の全身全霊をぶつけてこい。安心せい⋯⋯我こそは鬼神と龍神の血を引く者ぞ」

「あ、その、我もう飲めな⋯⋯あ、いえ、大好物です! ああ、いただきオロロロロロロロロロロロロロロ――――――⋯⋯⋯⋯」


・メタ情報

 小細工なしの完全無敵の強靭戦士。弱点属性が弱点になっていないほどの猛者。純粋に物理だけで全てを蹂躙する真の戦士です。弱点らしい弱点もないので、真っ向勝負からどうやって勝てるか真の実力が試されることでしょう。

 書いてて気付きましたが、普通にお酒が弱点じゃん⋯⋯⋯⋯

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