【予約済】『見習い死神』ミミミ

【クラス】逸脱者

【名称】ミミミ

【種族】死神

【性別】女性

【出現場所】エリア3-1:エルフの聖域

【強さ】★★☆☆☆

【武器】市販のカッターナイフ


【特殊能力】

『死神』の体液:

 『死』という概念に染まった存在の体液は、あらゆる生者にとって毒物となる。その血、汗、唾液などを生者が摂取すると、全身の穴という穴から血液が逆流して死に絶える。見た目は果てしなくスプラッタな一方、全く苦痛なく逝ける。

 ミミミはカッターナイフを主に自分を傷つけることに使う。自分の血を強引に摂取させれば相手を苦しませることなく殺せることを知っているから。

 なお、当然ながらアンデッドには効果がない。


死神パワー:

 概念的な存在として、物理法則に囚われない身体能力を有する。華奢な体格からは想像もつかないような怪力を発揮することも可能だし、空だって自由に飛べる。どれだけ肉体が傷ついても時間経過で自然回復するが、心臓を完全に潰されると息絶える。


【容姿】

 身長160cm。白銀の長髪に華奢な体格。親指の付け根まで覆うぶかぶかのパーカーに野暮ったい長ズボン。見た目だけは華奢で可憐な少女。荷物は小さなショルダーバックのみで、カッターナイフと主食のカエルを雑に突っ込んでいる。

 また根無草で、エルフの聖域にある大木の幹をくり抜いた空き家を点々としている。エルフたちは彼女をまともな生物として認識していないので、なるべく関わらないようにしている。あんまり眠れていないのか、いつも眠たそうにしている。


【性格】

 寂しがり屋でのんびり屋さん。また、潔癖症で血汚れを忌避する。仕事に対しては不真面目だが、責任感は強いという面倒な性格をしている。「みー」が口癖。


・台詞候補

「みー。あなたは人間さんかな?」

「みー⋯⋯乱暴なのは嫌だよぅ」

「みー! これもお仕事だからしょうがないね!」

「ね、眠ぃ⋯⋯」

「みーー――――決めるよ」


・メタ情報

 人間の魂を百、狩ってくることを命じられてこの世界に降り立った。そして彼女は気付く。この世界、人間じゃないのが結構いるぞ、と。未だ見習いの身である彼女は、仕事を完遂しないと死神界に帰ることは許されていない。彼女の孤独な戦いは始まったばかりだ。

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