ミエル世界はひとつじゃない
水月蓮葵
プロローグ
目に映る世界はどんなものだろう?
見える全てが色鮮やかだったら、幸せかもしれない。
――でも、眩しすぎるほど鮮やかだったら?
目がチカチカして、痛くて、目を開けていることが難しいかもしれない。
逆に見える全てがモノクロだったとしたら?
きっと、何の面白みもなく、心を動かされることのない世界が広がっているのかもしれない。
人によってモノの「みえ方」が違う。
自分がみえるモノは皆同じだと思い込むことがある。逆もまたそう。
自分のみえないモノが現実にないと、実在しないと断言できるものじゃない。
――この世に、絶対などないのだから。
もし、幽霊と呼ばれる存在を見知っている人間がいて、それらを何とかする力を持っていたとしたら。
もし、夢で未来を予知することが出来る人間が……はたまた、人の心の声が聞こえたり、人の心が視える人間がいるとしたら。
そんな瞳を持つ人間の視る世界は一体、どんなものなのだろうか――……
――あなたは、どう思いますか?
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