5:様子がおかしい

さっきから俺の顔を見てばかりの陽輝。

もしかして……俺に気があるのか?!

そんな訳……無いけどw


「おい、陽輝!!さっきから俺の顔ばっか見て何考えてんだよ!さっさと白状しろ!!」

「悪かったよ。いや、あの、、あんさ、祐哉っていつから変装して学校に行くようになったっけ?」


急になんだ?


「たしか、、中学一年の入学式からじゃなかったか?」


今思えば、よく三年間も続いたよな。


「もうそんな昔か。思い出させて悪いんだけど、何で変装するようになったんだ?」


あぁ、そういや言ってなかったっけ?

それなのによく今まで理由も聞かずにいてくれたな。

優し過ぎだろ。


「今まで言ってなかった俺も悪い。少し話が長くなるけど良いか?」

「あぁ」


という訳で俺は変装をし始めた理由を話すことにした。

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