第一章

1:一旦帰宅

入学式が終わって陽輝と遊ぶことになった。

俺ん家に寄って行きたいらしい。


「ただいま」


ドタドタドタ

妹と弟が走って駆けよって来る。


「おかえり~!!お兄ちゃん!!!!」


ん~!!安定の可愛さだ!


「兄ちゃんおかえり!」


ん。こっちも可愛い!

癒し!!!!


「あらあら、祐哉おかえり」

「ただいま母さん」

「おっ帰ったか、おかえり」

「ただいま父さん」

「祐哉おかえり!陽輝くんも来てるのね、いらっしゃい」

「ただいま姉さん」

「あ、ご無沙汰しています」ペコリ

「なぁ祐哉、お前んち相変わらず美男美女だな」

「だろ?」

「ずりぃ!」

「悪かったな」

「ほんとだよ!」


陽輝の言う通り、俺の家族は全員美男美女だ。

もう一つ言うと父さんは俳優、母さんは女優をしてるんだ。

二人共ずっと仲良くてラブラブだよ。

姉ちゃんは高校の時モテまくってたし、妹の胡桃は校内№1の可愛さで、弟の涼雅も校内№1のイケメンだしで最強の家族だと思ってる。


「今日の入学式はどうだった?」

「相変わらずだったよ、母さん」

「そう」

「こいつじっと座ったままで、俺んとこ自分から来てくれなかったんすよ」

「あらそうなの?陽輝くんが可哀想じゃない」

「うっすまん」

「いいって!」

「持つべきものは友だなw」

「だろ?」

「あぁ」

「母さん、父さん、姉ちゃん、胡桃、涼雅行ってきます!」

『行ってらっしゃい!』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る