(応募中)なろう100000PV☆不純異性行為～月と星が交わる場所へ～あの時の二人を救ってくれたのは紛れもなくこの愛でした～【皆月凛、星村拓夢編】【本編完結済】【カクヨム版

凛、落ち着いて【カクヨム版】

「凛、落ち着いて」

「無理」

私は、また龍ちゃんにキスをする。

「そんなにされたらもう我慢出来なくて、全部飛ばして凛に触れたくなる」

「きて」

私は、龍ちゃんのそれに触れる。もしかしたら、今なら…。しゃがもうとする私を龍ちゃんが止める。

「俺、それあんまり好きじゃないんだ。だから、一回もしてって言った事ないだろ？」

私は、その言葉に頷いていた。初めて、そんな事を聞いて私は驚いていた。

「男が、みんなそれを好きなわけじゃないから」

「龍ちゃん」

「俺、もう無理だわ！いいかな？」

「大丈夫だよ」

自分でもわかるぐらいになってる。龍ちゃんは、私のズボンとパンツを下ろす。

「きて」

私は、後ろを向いた。龍ちゃんは、私に愛を注ぐ。

「あっ」

「凛、愛してる」

「私もだよ！龍ちゃん」

龍ちゃんの赤ちゃんが欲しい気持ちを失くす事が出来たら本当に幸せなのに…。身体は、快感を感じてるのに頭は冷静だった。龍ちゃんの赤ちゃんを産みたい。龍ちゃんとこのお家で幸せに過ごしたい。赤ちゃんが欲しいよ、龍ちゃん。

龍ちゃんが愛を証明している。涙がボロボロ流れてくる。一生一緒にいたいのに、赤ちゃんが出来ないなんてあんまりだよ。私達は、もう何度こうしたって妊娠なんかしないんだ。わかってるのに、龍ちゃんはまだ私を求めてくれるの？わかってるのに、私に分け与えてくれるの？

「あっ」

私と龍ちゃんは、同時に果てる。体が震える。

「凛は、背中弱いよなー」

そう言って、龍ちゃんはわざと息をかける。

「ダメ」

「好きだろ？」

唇の感触が伝わってきて、さらに体は震える。

「もっかい出来るかも」

龍ちゃんは、そう言って私の胸を触りながら背中にキスを浴びせる。

「ダメ」

身体は、快感でおかしくなりそう。なのに、頭は本当におかしくならない。何でかな？何で？おかしくなってよ。快感に支配されてよ。

「凛、何も考えるな！赤ちゃんなんかいなくていいから」

その言葉に、何かわからないけれど…。安心した。あー、私。赤ちゃんいないと龍ちゃんに捨てられると思ってたんだ。

「いなくても、いるから」

そう言った瞬間、龍ちゃんのそれがまだ私を愛そうとしてる。

「んっ」

「凛、もっかい出来る」

そう言って、龍ちゃんは私を抱いてくれる。もっと、乱暴でもいいんだよ。もっと、むちゃくちゃにしてもいいんだよ。だって、私、龍ちゃんをずっと裏切ってるんだから…。龍ちゃんは、それでも優しく愛を証明しようとする。

「あっ」

二回も続けてするとか…

「疲れた」

龍ちゃんは、そう言ってゆっくり私から離れる。