前のエピソード――第6話

裏切らない？一生尽くす？

青年は？？？と思いました。

「もしかして勘違いをさせてしまったかもしれない」

と、そこで青年は今日会いに来た理由をまだ伝えていないことを思い出しました。

「今日会いに来たのは、別れを伝える為と合鍵を返しに来たんだ！だからもう俺に尽くさなくても大丈夫だよ！」

と笑顔伝えます。

彼女がポカンとして、エッて顔で

「別れに来た？合鍵？？許してくれるんだよね？これからも彼氏でいてくれるんだよね？？？」

と言うので

空かさず

「違う違う！プロポーズの為の指輪のサイズを測りに来ただけなのに、浮気現場を見せられて、ずっと裏切られていたんだなとわかったら流石に彼氏ではいられないよ！それに、おれはお前が好きだし、彼氏より幸せにする自信がある。エッチだって俺との方がいいんだろ？って自信満々で言ってた同期の男に負けたぁって思ったよ！今の俺じゃ君と釣り合わないんだって。」

続けて

「昨日は泣いたし、なんでって思ったけど、朝起きてスッキリした頭で考えたら、引きずっても仕方ないし俺にも問題があったって思ったから、次は失敗しないように反省と改善をしていこうって決めたんだ！」