第31話 決着

(経験値を705手に入れました。

レベルが30にアップしました。

称号『異王』を取得しました。

進化が可能になりました。)

 とりあえず、ゴブリンキングは倒したかな?それよりも今はみんなの無事を確認したい。

 あ!良かった。みんな木に体を勢いよく打ち付けて意識を失っているだけみたい。魔法によるガードがうまくいったんだ。一つの場所に樹魔法で集めて、土魔法で周りを囲んで回復を待とう。進化が可能になったらしいけど、みんなが帰ってきてからにしよう。

 それにしても、水蒸気爆発はすごい火力で、打った場所がえぐれてる。でも、みんなを咄嗟に守ることで耐えることができたからよかった。今後はこの技は封印させて、戦略を考えて、教えていかなきゃいけないな。

 それにしても一気にゴブリンが移動を開始してる。ゴブリンキングがやられたからかな。よかった倒せて。

 あ!ハル君が起きた!

〈ハル君戦いお疲れ様。もう夜だからそのまま寝てていいよ。

「今回も助かった。君に頼りっぱなしだ。俺もこれから君のように強くなる。そして、君の頼みになれるように努力する。それだけだ。俺はもう寝る。おやすみ。」

〈おやすみ。期待してる。みんなに明日起きたら出発するって言っといて。

 もう寝ちゃったか。ゴブリン厄介だったな。今後は聖樹に異変がないか見ながらの活動になるかな。頑張ろう。

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